たかべーの書庫

ラノベの読書記録。

2013年3月の読書まとめ

3月は31冊でした。

印象に残った本

林トモアキレイセン File6:三人きりのフォース」(角川スニーカー文庫


「お前らがクソ野郎かッ――!!」と「いるだけで、ありがたい」が名シーン。最近のレイセンはデフォルトでヒデオが格好良いので、読んでいて胸熱です。

米倉あきら「インテリぶる推理少女とハメたい先生 In terrible silly show , Jawed at hermitlike SENSEI」(HJ文庫


受賞時のタイトルが「せんせいは何故女子中学生にちんちんをぶちこみ続けるのか?」で読む前から印象が強かった本作ですが、内容のほうも2013年このライトノベルがやばい!大賞はこれしかないだろってくらいにぶっ飛んでました。延々と垂れ流されるマジキチ思考に、胸糞の悪さを無理やり面白さとして感じながら読んでました。しかし他の人の感想を見ながら思い返してみると、ヒロイン視点で見れば純愛物に見えるらしいから不思議なものです。

水城水城「サイコメ 1 殺人鬼と死春期を」(ファミ通文庫


クラス全員が殺人犯という世紀末的設定にもかかわらず、その存在だけで作風をギャグに引き戻すモヒカンには2013年最優秀助演男優賞を送りたいです。

むらさきゆきや覇剣の皇姫アルティーナ II」(ファミ通文庫


本編とは関係ないですが、冒頭に前回のあらすじを書いてくれるのは、日々記憶力が衰えていく身として非常にありがたいですね! 中身は安定したクオリティで、寡兵での要塞攻めという戦記物の王道で、テンポよく読めました。

幹「神様のお仕事」(講談社ラノベ文庫


神様になってしまった高校生と巫女のヒロイン。ほんのり町内の問題を解決しつつ、ラストは少しだけ心が暖かくなれる、こんなラノベも良いですね。

淺沼広太「ぜんぶ彼女に「視」られてる? 3」(ファミ通文庫


ラノベ不思議少女四天王の一人に認定していた八神さんのシリーズが終わってしまったことに悲しみを禁じ得ないです。あのふわふわした会話が最高だったというのに! 「カロリーは美味しいです」は記憶に残る名言でした。どうやら淺沼さんの青春モノは私の好みにどストライクのようなので、またこの路線で書いてほしいです。

戸梶圭太「おじいちゃんもう一度最期の戦い」 (NMG文庫)


ぶっ飛んだおじいちゃんが大暴れ。グロい描写のはずなのに何故か笑えてくる軽妙な文体が楽しめました。しかし、これをラノベとして出して対象読者層をどこに定めているのかが最大の謎でした。

赤月カケヤ「俺が生きる意味 1 放課後のストラグル」(ガガガ文庫


高校に閉じ込められ、超常生物から逃げ惑うサスペンス物。容赦無く人が死んでいく展開に読んでいる間中わくわく感が止まらず、続きを期待せざるをえないラストでした。

渡航やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 7」(ガガガ文庫


修学旅行編。相変わらずのマイナス方向の問題解決力はまさにこれが俺たちの八幡だ! と思わせてくれますね。

入間人間「たったひとつの、ねがい。」(メディアワークス文庫


ゆるふわ恋愛物かと思って読み始めたら速攻で即死でした。そして最後まで読んだ時に明かされる最悪の読後感。完全に騙されました。

若桜拓海「リア王! 2」 (HJ文庫)


球技大会編。主人公こんだけハイスペックならもっと他にやることあるだろ! と思う反面大言壮語を吐くなら行き着くところまで行ってほしいですね。リア王五虎将は深月推しでいきます!

野村美月「ドレスな僕がやんごとなき方々の家庭教師様な件 3」(ファミ通文庫


私の脳中で2012年ロリラノベ大賞を獲得したこのシリーズ、今巻も聖羅の可愛さがやばいです。ロリラノベ大賞二連覇もいけそうです!

森田 季節「ウタカイ」 (Yuri‐Hime Novel)


キマシタワー枠。前日譚のWeb短編は森田季節作品のなかでも好きな話だったので、続きが読めて嬉しかったです。短歌で恋を表現するのはいいものです。

読書メーター

2013年3月の読書メーター
読んだ本の数:31冊
読んだページ数:8682ページ
ナイス数:86ナイス

魔王討伐! 俺、英雄…だったはずなのに!? 2 (このライトノベルがすごい! 文庫)魔王討伐! 俺、英雄…だったはずなのに!? 2 (このライトノベルがすごい! 文庫)感想
さっくりと国が滅んだり興ったりする謎のスピード感が1巻の魅力だったのだけど、薄まってしまった感。フォルトゥーナさんはもっと出してくれてもいいのよ?
読了日:3月1日 著者:遊馬 足掻
レイセン    File6:三人きりのフォース (角川スニーカー文庫)レイセン File6:三人きりのフォース (角川スニーカー文庫)感想
キャーヒデオー! 最近のレイセンは閣下がデフォルトで格好良いので困る。「お前らがクソ野郎かッ――!!」と「いるだけで、ありがたい」が名シーンだった。
読了日:3月2日 著者:林 トモアキ
インテリぶる推理少女とハメたいせんせい In terrible silly show, Jawed at hermitlike SENSEI (HJ文庫)インテリぶる推理少女とハメたいせんせい In terrible silly show, Jawed at hermitlike SENSEI (HJ文庫)感想
嫌な予感がしたら読まないでいいよと教えてくれる良いタイトルなんじゃないかと。胸糞が悪くなる程度に面白かった。わかりづらい場景描写や冗長な表現も主人公とヒロインの異常性を醸し出してた。あのオチはぶん投げたのか、それとも深淵な意味があるのか解説を見たい。
読了日:3月3日 著者:米倉あきら
まおゆう魔王勇者 2忽鄰塔(クリルタイ)の陰謀まおゆう魔王勇者 2忽鄰塔(クリルタイ)の陰謀感想
クリルタイの陰謀が出てくるのって最後の最後じゃないですかー。
読了日:3月4日 著者:橙乃 ままれ
RDG レッドデータガール    はじめてのお使い (角川スニーカー文庫)RDG レッドデータガール はじめてのお使い (角川スニーカー文庫)感想
前哨戦といった感じ。高校生編がメインになるのかしらん?
読了日:3月4日 著者:荻原 規子
サイコメ 1 殺人鬼と死春期を (ファミ通文庫)サイコメ 1 殺人鬼と死春期を (ファミ通文庫)感想
学園モノだけど登場人物ほぼ全員殺人犯だから、もっと世紀末っぽくてもいいかなとも思ったけど、モヒカンの圧倒的存在感。主要キャラを完全に食ってるじゃないですかヒャッハー!
読了日:3月6日 著者:水城水城
覇剣の皇姫アルティーナII (ファミ通文庫)覇剣の皇姫アルティーナII (ファミ通文庫)感想
冒頭に前回のあらすじを書いてくれるのは、日々記憶力が衰えていく身として非常にありがたい。中身は寡兵での要塞攻めという戦記物の王道で、テンポよく読めた。ちなみにメイドさん派です。
読了日:3月6日 著者:むらさきゆきや
ルクス・ソリスの探偵軍師 (ファミ通文庫)ルクス・ソリスの探偵軍師 (ファミ通文庫)感想
真賀里ェ・・・。
読了日:3月9日 著者:是鐘リュウジ
神様のお仕事 (講談社ラノベ文庫)神様のお仕事 (講談社ラノベ文庫)感想
少しだけ心が暖かくなれた、そんなお話。これからバカップル物になってくれたりしないかなぁ。
読了日:3月12日 著者:
3日目東館のマホウ1 (講談社ラノベ文庫)3日目東館のマホウ1 (講談社ラノベ文庫)感想
3日目東館・・・?
読了日:3月12日 著者:佐藤 ちはや
甘城ブリリアントパーク1 (角川ファンタジア文庫)甘城ブリリアントパーク1 (角川ファンタジア文庫)感想
それで誰とパッフするんですか!?
読了日:3月13日 著者:賀東 招二
ナイツ&マジック 1 (ヒーロー文庫)ナイツ&マジック 1 (ヒーロー文庫)感想
ロボットフリークが異世界に転生して俺TUEEEもいいですが、バルトサールくんやディートリヒくんみたいな将来有望そうなかませキャラが見れたので今後が楽しみです。
読了日:3月14日 著者:天酒之瓢
安達としまむら (電撃文庫)安達としまむら (電撃文庫)感想
ゆりんゆりん。
読了日:3月16日 著者:入間人間
ぜんぶ彼女に「視」られてる?3 (ファミ通文庫)ぜんぶ彼女に「視」られてる?3 (ファミ通文庫)感想
不思議少女八神さんが可愛すぎて生きるのがつらい。終わってしまってさらにつらい。淺沼せんせーの青春モノは私の好みにどストライクですわ。敗れたキャラにもじたばたするの。
読了日:3月17日 著者:淺沼広太
果てなき天のファタルシス (星海社FICTIONS)果てなき天のファタルシス (星海社FICTIONS)感想
野々川さんの存在感と反比例してシユちゃんのヒロイン属性が枯渇寸前。そんな僕の好みは白魚さんです。野々川さんの頭上に死亡フラグが燦然と輝いてるのが見えたけど気のせいではなかった・・・。ラストの清涼感は確かに。
読了日:3月18日 著者:十文字 青,ネコメガネ
おじいちゃんもう一度最期の戦い (NMG文庫)おじいちゃんもう一度最期の戦い (NMG文庫)感想
やだ・・・このおじいちゃんひどい・・・。西東京の無法地帯でおじいちゃんが大暴れ。暴力やら腐臭やらにまみれているのに軽妙な文体に思わず笑ってしまう。イラストも雰囲気にあってるんだけど、対象読者層がどこなのかが最大の謎でした。
読了日:3月19日 著者:戸梶圭太
紅ヴァンパ ようこそ紅浪漫社へ (NMG文庫)紅ヴァンパ ようこそ紅浪漫社へ (NMG文庫)感想
吸血鬼物? 宿敵と立ち会ってるのにどこかほのぼのとしてたり、そこここにうんちくが挟まれたのはやはり清水文化節だなぁと。
読了日:3月19日 著者:清水文化
俺が生きる意味 1 (ガガガ文庫)俺が生きる意味 1 (ガガガ文庫)感想
面白かった。化け物に襲撃された校舎で逃げまわるサスペンス物。クレバーに立ち回る斗和と対称的に、キタジが役立たずどころか足手まといにしかならなそうで逆に可愛い。で、ラストが超気になる引きで終わってるんだけど! どうなるんだよこれ!?
読了日:3月22日 著者:赤月 カケヤ
チェリッシュ! 妹が俺を愛しているどころか年上になった (集英社スーパーダッシュ文庫)チェリッシュ! 妹が俺を愛しているどころか年上になった (集英社スーパーダッシュ文庫)
読了日:3月23日 著者:三木 なずな
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。7 (ガガガ文庫)やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。7 (ガガガ文庫)感想
修学旅行編。ネタとイジメのグレーゾーン(笑)に突入した八幡、でもぶれない。今回の問題の解決法もまさにこれが俺たちの八幡だ!と言わせてくれます。
読了日:3月24日 著者:渡 航
俺、ツインテールになります。3 (ガガガ文庫)俺、ツインテールになります。3 (ガガガ文庫)感想
今巻いちばん笑ったフレーズは処刑女子。
読了日:3月25日 著者:水沢 夢
東京皇帝☆北条恋歌 8 (角川スニーカー文庫)東京皇帝☆北条恋歌 8 (角川スニーカー文庫)
読了日:3月25日 著者:竹井 10日
オーギュメント・アルカディアオーギュメント・アルカディア感想
十九歳の衝撃にそれまでの余韻が吹っ飛んだよ!
読了日:3月26日 著者:東出祐一郎
ごはん食べたい! -なんでもしますから?- (GA文庫)ごはん食べたい! -なんでもしますから?- (GA文庫)感想
実は全てトリックだったんだよ!!!みたいな展開はさすがになかったか。それにしてもこの主人公変質者の素質に溢れてますね。
読了日:3月26日 著者:天乃 聖樹
鳥籠姫と三つの謎の物語 (創芸社クリア文庫)鳥籠姫と三つの謎の物語 (創芸社クリア文庫)感想
こんなロリラノベが眠っているなんて創芸社クリア文庫は侮れないな。つんとしているのに甘えてくる白綾ちゃん可愛いです。
読了日:3月27日 著者:柿原 巽
きじかくしの庭 (メディアワークス文庫)きじかくしの庭 (メディアワークス文庫)感想
青春の悩みはあれど、ちゃんと前に進めるのはいいですね。
読了日:3月28日 著者:桜井 美奈
たったひとつの、ねがい。 (メディアワークス文庫)たったひとつの、ねがい。 (メディアワークス文庫)感想
ゆるふわ恋愛物かと思って読み始めたら即死した。エンドロールに至ってもっかい殺された。
読了日:3月30日 著者:入間 人間
俺と蛙さんの異世界放浪記俺と蛙さんの異世界放浪記感想
チート乙! ノリが軽くていいね。
読了日:3月30日 著者:くずもち
リア王!  2 (HJ文庫)リア王! 2 (HJ文庫)感想
目指せ学園征服。何やってるのかよくわからない部活を作るラノベは数あれど、そのネタを使い捨てるラノベは珍しい。リア王様みたいな大言壮語キャラには行き着くとこまで行ってもらいたい。リア王五虎将は深月推しで。
読了日:3月31日 著者:若桜拓海
ドレスな僕がやんごとなき方々の家庭教師様な件3 (ファミ通文庫)ドレスな僕がやんごとなき方々の家庭教師様な件3 (ファミ通文庫)感想
毎回思うけど聖羅の可愛さがやばい。それだけでごろごろ転がれる。
読了日:3月31日 著者:野村 美月
ウタカイ (Yuri‐Hime Novel)ウタカイ (Yuri‐Hime Novel)感想
キマシタワー。前日譚の短編のほうは森田季節作品のなかでも好きな話だったので、続きが読めて良かった。短歌で恋を表現するのはいいものです。
読了日:3月31日 著者:森田 季節:作 えいひ :絵

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