2020年8月の読書まとめ
8月は21冊でした。
印象に残った本
ざっぽん「真の仲間じゃないと勇者のパーティーを追い出されたので、辺境でスローライフすることにしました7」（角川スニーカー文庫）
力は無きに等しいけど、ただ悪意のみをもって世界の理に抗った悪役が好きでたまらんのです。あとうげうげさんの手料理食べたい。
杉原 智則「叛逆せよ！ 英雄、転じて邪神騎士3」（電撃文庫）
2巻の盛り上がりっぷりと伏線の回収っぷりにすわ打ち切りかと危ぶんでいましたが、2年以上経って新刊が出て本当によかったです。遅れてきたヒロインがようやく参戦しそうで楽しみな展開。ここから打ち切りとかやめてください頼みますよ電撃文庫さん。
珪素「異修羅III 絶息無声禍」（電撃の新文芸）
本戦開始。優勝候補だと思ってたキャラがいきなり敗退したりして、誰が勝つのかまるで読めません。そして死んでるはずの魔王がやばすぎて不穏。
内藤 騎之介「異世界のんびり農家 08」（エンターブレイン）
異世界のんびり農家を読んでいたと思ったら異世界学園モノになっていました。しかも脇役の男の子3人がメインで読んでいて楽しいです。このシリーズ脇役にスポット当ててくれるのがいいところだけど、いつもより分量多くてお得感ありました。
好きラノ2020年上期への投票
好きラノ2020年上期への投票用エントリです。
lightnovel.jp
「禁断師弟でブレイクスルー ～勇者の息子が魔王の弟子で何が悪い～(2)」 アニッキーブラッザー 【20上ラノベ投票/9784803014037】
弟子が師匠好きすぎるし、師匠が弟子好きすぎる。
「真の仲間じゃないと勇者のパーティーを追い出されたので、辺境でスローライフすることにしました(6)」 ざっぽん 【20上ラノベ投票/9784041082591】
「私のレッド」、抱き合って一緒にくるくる、尻尾でぺしん。
「竜と祭礼 ―魔法杖職人の見地から―」 筑紫一明 【20上ラノベ投票/9784815603960】
他の町を訪ねて過去の祭礼に触れる紀行文的な雰囲気。
「どうも、好きな人に惚れ薬を依頼された魔女です。(2)」 六つ花えいこ 【20上ラノベ投票/9784575242584】
内心が嵐でも外面はマイペースなかわいい生き物（主人公）。
2020年6月の読書まとめ
6月は26冊でした。
印象に残った本
斜線堂有紀「恋に至る病」（メディアワークス文庫）
これは純愛ですね間違いない。と断言できないのが構成の凄いところですが、私は化け物とのラブストーリーと解釈しました。
2020年5月の読書まとめ
5月は29冊でした。
印象に残った本
川田戯曲「嘘嘘嘘、でも愛してる」（ファンタジア文庫）
記憶喪失の主人公の前に現れた3人の女の子は全員嘘をついていた。ラストの展開読みを外されて面白かったです。これシリーズ続くなら現状不利っぽい雪縫さんを推します。
比嘉智康「ワーウルフになった俺は意思疎通ができないと思われている 1」（HJ文庫）
異世界転生したらワーウルフで人間に言葉が伝わらなくても、でもこの主人公は間違いなく比嘉智康作品の主人公。ヒロインのためにがんばる姿は胸が暖かくなります。 あとがきもコンテンツというか読んでいて泣けてくるのがつらい。 編集者という殺菌処理をしないと腹壊すって書いてるけど、腹壊してもいいので読みたいです。
暁なつめ「この素晴らしい世界に祝福を!17 この冒険者たちに祝福を!」（角川スニーカー文庫）
カズマさんが主人公っぽく戦っているだと・・・。魔王倒してもずっと続きそうな雰囲気してたんだけど、ここで完結。おつかれさまでした。
常磐くじら「エリスの聖杯2」（GAノベル）
安定した面白さ。復讐のお相手が判明、しかし復讐とかしてる場合じゃないかも。
2020年4月の読書まとめ
4月は24冊でした。
印象に残った本
神尾丈治「惚れ症のハーフエルフさん 1」（ビギニングノベルズ）
神尾丈治「惚れ症のハーフエルフさん 2」（ビギニングノベルズ）
やっぱり私は神尾丈治の文章大好きだなと思った物語でした。話の主軸は主人公がいつの間にかハーレム作っていくだけなんですが、散りばめられたフレーバーが最高です。15年前に別れた雌奴隷の謎、戦場で猛威を奮う幻影魔法、魔法で射撃管制されたクロスボウ狙撃部隊、大陸から去ったドラゴン達、贈り物に塩、とかそういうの。主人公も要所要所で熱い展開してくれます。
2巻で大団円ぽい第一部完まで進み、合間合間に熱い場面が出てくるいい作品でした。（普段はヤりまくってるだけだけどな！）続きも書籍で読みたいですが、これが出たの2年前だし厳しいかな……。ノクターンで読みたいと思います。
方波見咲「超高度かわいい諜報戦 ~とっても奥手な黒姫さん~」（MF文庫J）
最高峰の諜報技術を駆使してやってることはすれ違いラブコメ。ラストに至るまでヒーローとメインヒロインの接触すら殆どないのに、それでいてすごく面白かったです。続きがとても楽しみです。
稲井田そう「次期風紀委員長の深見先輩は間違いなく病気」
心の声が聞こえる主人公が愛が強すぎて変態にしか見えない先輩にドン引きする話。先輩の内面は間違いなく変態だけど、内面だけに押し止めて外面は高潔なの好きです。主人公ちゃんの心労はパないけどなっ。
みかみてれん「わたしが恋人になれるわけないじゃん、ムリムリ! (※ムリじゃなかった!?)」（ダッシュエックス文庫）
（女同士とかありえないでしょ～に比べたら）思ったよりえっちなやつじゃなかったです。パーフェクトなクラスメイトに惚れられて親友か恋人か勝負。ヘタレムーブの主人公可愛いかったです。ところで紫陽花さんルートはありますか？
六つ花えいこ「どうも、好きな人に惚れ薬を依頼された魔女です。1」（女性向けMノベルス）
六つ花えいこ「どうも、好きな人に惚れ薬を依頼された魔女です。2」（女性向けMノベルス）
一目惚れした相手に惚れ薬の作成を依頼され、何とか納品を先延ばしにしようとするラブコメ。内心が嵐でも外面はマイペースな主人公がかわいいです。「はい」じゃなくて「へい」なのとてもかわいい。
2巻は結婚編。はーこのかわいい生き物。
望公太「きみって私のこと好きなんでしょ? とりあえずお試しで付き合ってみる?」（GA文庫）
こんな先輩がいたら死んでまうやん。ずっと頬が緩みっぱなしで今後の展開も期待大です。本文を補完するイラストもよきですね。
不手折家「亡びの国の征服者 1 ～魔王は世界を征服するようです～」（オーバーラップノベルス）
転生物なんだけど描写が好みで続きにも期待が持てます。しかしここまでタイトル要素が全然出てこない1巻も珍しいのでは。異世界に来てしまったなぁと思っていたら、ってここ地球じゃん！ ってなる展開、というか瞬間が好きです。
2020年3月の読書まとめ
3月は32冊でした。
印象に残った本
刈野ミカタ「そうだな、確かに可愛いな」（MF文庫J）
まずは攻撃力に全振りしてあとのことはそれから考えるみたいなラブコメ。先輩も後輩ちゃんもとにかく可愛い。読んでいる間ずっとにやにやしっぱなしでした。
割内タリサ「異世界迷宮の最深部を目指そう 13」（オーバーラップ文庫）
誰よりも迷宮の最深部に到達することを望まれたライナー君、これはもう主人公でいいのでは？ 女たらしの最低野郎は放っといて主人公交代だ！
アニッキーブラッザー「禁断師弟でブレイクスルー ～勇者の息子が魔王の弟子で何が悪い～ 2」（アース・スターノベル）
ヒロインを置いて故郷を飛び出した2巻。出会う人々とのやり取りがこれまた熱いのです。それに弟子が師匠好きすぎるし、師匠が弟子好きすぎるのです。彼らがどこに向かっていくのか楽しみです。しかし魔王様てっきり男の人だと思ってましたが女の可能性あるのかも・・・。
逆井卓馬「豚のレバーは加熱しろ」（電撃文庫）
転生したら豚でした。命の危険に晒される被差別種族が16歳になったら王都に向かう謎の儀礼に付き合う旅モノ。面白かったですが、新人賞受賞作で最初からこのラストだったのか、続き出す前提でこのラストにしたのか気になりました。
友理潤「絶対回避のフラグブレイカー 1 美少女吸血鬼に殺されないための27の法則」（レジェンドノベルス）
アニメの序盤で殺されるモブとして目覚めて何とか生き延びようとする話。終盤の展開結構好きだったのですが、もうちょっとボリュームほしかったと思いました。そして一番の驚きはナンバリングされてることです。
