流行りらしいので自分もリスト作ってみました。
シリーズ単位、1作家1シリーズで選びました。
最新刊まで読んでないもの、Web版の評価込みのものもあります。
あと、打ち切られた作品は心に残りやすいのか結構入りました。
- 田中芳樹「銀河英雄伝説」(1982年)
- 冒頭が一番つらかったけど、今読んだら別の感想になるんだろうか。
- 酒見賢一「後宮小説」(1989年)
- 小野不由美「十二国記」(1992年)
- 新刊読まないとなと思っていたら5年近く経ってた。
- 茅田砂胡「デルフィニア戦記」(1993年)
- さっき調べたら知らないうちに外伝が新刊で出ていた。
- 樹川さとみ「楽園の魔女たち」(1996年)
- 女の子同士でわちゃわちゃしてるのが好き。
- 川上稔「都市シリーズ」(1997年)
- 都市シリーズの中では巴里が好き。
- 安井健太郎「ラグナロク」(1998年)
- 須賀しのぶ「流血女神伝」(1999年)
- 超面白い少女小説といえばこれ。
- 伊達将範「COOLDOWN」(1999年)
- 学校がテロリストに占拠されて主人公が一人で活躍する話が読みたいならこれ。
- 上遠野浩平「冥王と獣のダンス」(2000年)
- ブギーポップもいいけど、これも一冊でまとまってて好き。
- あざの耕平「Dクラッカーズ」(2000年)
- 3巻から面白いって言われるけど、1巻から面白いし3巻から超面白くなるだけ。Dクラ、ウィザブレ、マスラヲが人生でベスト3のラノベ。
- 秋山瑞人「猫の地球儀」(2000年)
- 海が、
- 三枝零一「ウィザーズ・ブレイン」(2001年)
- 中学生の頃の自分に、君の読んでいるその超面白い小説、20年以上かかるけどちゃんと完結するよって教えてあげたい。
- うえお久光「悪魔のミカタ」(2002年)
- うえお久光どこに行ってしまったん……?
- 鏡貴也「伝説の勇者の伝説」(2002年)
- 好きだったんだけど、当時の富士見でよくあった長編と短編を並行で出すスタイルはストーリーのテンポを悪くしてたと思う。
- 西尾維新「戯言シリーズ」(2002年)
- 好きな巻はクビツリハイスクール。
- 浅井ラボ「されど罪人は竜と踊る」(2003年)
- 読書感想文をこれで書いた思い出。
- 渡瀬草一郎「空ノ鐘の響く惑星で」(2003年)
- 人に勧めやすい良質なファンタジーといえばこれ。
- 成田良悟「バッカーノ!」(2003年)
- 鈍行編&特急編が好き。
- 谷川流「学校を出よう!」(2003年)
- ハルヒよりはこっちが好き。
- 小川一水「第六大陸」(2003年)
- 小川一水から一つ選ぶならこれ。
- ヤマグチノボル「ゼロの使い魔」(2004年)
- 20年前にタイムスリップできたらヤマグチノボルにがん検診費用を送り付けたい。
- 桜坂洋「ALL YOU NEED IS KILL」(2004年)
- ラストの台詞が印象に残ってる。
- 片山憲太郎「電波的な彼女」(2004年)
- 片山憲太郎どこに行ってしまったん……?
- 伊都工平「天槍の下のバシレイス」(2004年)
- 伊都工平どこに行ってしまったん……?
- 竹宮ゆゆこ「わたしたちの田村くん」(2005年)
- とらドラ!も好きだけど田村くんも好き。
- 扇智史「春は出会いの季節です アルテミス・スコードロン」(2005年)
- この頃からファミ通文庫は打ち切りがひどかった。
- 林トモアキ「戦闘城塞マスラヲ」(2006年)
- 最終巻のラストバトルは自分が読んだラノベのなかで最大瞬間風速。
- 櫂末高彰「学校の階段」(2006年)
- このタイトルであんなに熱いとは。
- スズキヒサシ「タザリア王国物語」(2006年)
- リネア様。なろうで続きが読める模様。
- 支倉凍砂「狼と香辛料」(2006年)
- ホロにホロホロ。
- 佐々原史緒「暴風ガールズファイト」(2007年)
- あんなに面白くても打ち切られるんよな。
- 橋本和也「世界平和は一家団欒のあとに」(2007年)
- 特に3巻が好き。作者がこのシリーズしか出してないのがもったいない。
- 平坂読「ねくろま。」(2007年)
- 平坂読の初期は芸術家タイプで現在は職人タイプ寄りに移行したというのが私の妄想の中では定説で、これはその過渡期にあたる作品。
- 十文字青「ANGEL+DIVE」(2008年)
- 十文字青は薔薇マリとグリムガルと迷ったけどこれで。
- 田中ロミオ「AURA ~魔竜院光牙最後の闘い~」(2008年)
- 森田季節「ベネズエラ・ビター・マイ・スウィート」(2008年)
- 森田季節はデビュー作が一番好き。次点でウタカイと魔女の絶対道徳と不戦無敵の影殺師が同じくらいの位置。
- 朱門優「ある夏のお見合いと、あるいは空を泳ぐアネモイと。」(2008年)
- 言葉のキャッチボール(消える魔球)。
- アサウラ「ベン・トー」(2008年)
- お腹が空くラノベ。
- 竹井10日「東京皇帝☆北条恋歌」(2009年)
- 8巻から凄い。
- 石川博品「耳刈ネルリ御入学万歳万歳万々歳」(2009年)
- ナラー!
- 川原礫「ソードアート・オンライン」(2009年)
- 好きな巻はマザーズ・ロザリオ。
- 健速「六畳間の侵略者!?」(2009年)
- 7.5巻から本編。
- 大樹連司「ほうかごのロケッティア School escape velocity」(2009年)
- 星灼のイサナトリとどっちにするか迷って、一冊でまとまっているこちらを。
- 中里十「君が僕を」(2009年)
- 意味わかんなくてすごい。
- 向坂氷緒「384,403km―あなたを月にさらったら」(2009年)
- 百合ラノベの傑作。
- 川岸殴魚「邪神大沼」(2009年)
- 笑い転げられるシリーズは貴重。
- 恒松けゐ「魔女の鳴雪」(2010年)
- ライトノベルならぬライトポエム。
- 夏海公司「なれる!SE」(2010年)
- 職業柄入れときたかったやつ。
- 至道流星「羽月莉音の帝国」(2010年)
- 世界を相手取った成り上がり物。
- 壱日千次「社会的には死んでも君を!」(2010年)
- 天才壱日千次のデビュー作。
- 淺沼広太「7秒後の酒多さんと、俺。」(2010年)
- デビュー作が全然合わなかった淺沼広太の評価を改めさせてくれた作品。
- 山田有「スノウピー」(2010年)
- この頃は何考えてるかわからない不思議系ヒロインが特に好きだった。
- 朝田雅康「二年四組 交換日記 腐ったリンゴはくさらない」(2010年)
- 口絵にクラス名簿があって、誰が誰なのか解き明かしていくというパズル要素が印象深かった。
- 森瀬繚、静川龍宗「うちのメイドは不定形」(2010年)
- テケリさんテケリさん。
- かじいたかし「僕の妹は漢字が読める」(2011年)
- デビュー作が一番尖ってて好き。
- 村上凛「おまえをオタクにしてやるから、俺をリア充にしてくれ!」(2011年)
- 渡航「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」(2011年)
- 問題を斜め下の方法で解決するといえばこれ。
- 野﨑まど「2」(2012年)
- やばい。
- 小木君人「森の魔獣に花束を」(2012年)
- ホンノーちゃんが可愛い。
- 遠藤浅蜊「魔法少女育成計画」(2012年)
- このシリーズを出したのがこのラノ文庫最大の功績。
- 犬村小六「とある飛空士への誓約」(2012年)
- 飛空士シリーズの集大成。
- 七沢またり「死神を食べた少女」(2012年)
- 女の子が大鎌を持って無双するのはロマンだからね。
- 秋目人「乙女ゲーの攻略対象になりました…。」(2012年)
- 昨今の乙女ゲー転生モノの隆盛を見ると、出る時代が違っていたらもっと巻数出てたかも。
- 宇野朴人「ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン」(2012年)
- 7巻が衝撃的だった。
- 日向夏「薬屋のひとりごと」(2012年)
- 好きなキャラは雀さん。
- 十階堂一系「赤村崎葵子の分析はデタラメ」(2013年)
- 推理小説ではなく、分析小説。だから答えが間違っててもいいし、あとからひっくり返してもいい。
- ウスバー「この世界がゲームだと俺だけが知っている」(2013年)
- このタイトル回収が好き大賞。
- 海羽超史郎「STEINS;GATE‐シュタインズゲート‐ 円環連鎖のウロボロス」(2012年)
- ゲームもアニメも素晴らしかったけど、ノベライズも秀逸。
- 岡本タクヤ「僕の学園生活はまだ始まったばかりだ!」(2013年)
- みかみてれん「勇者イサギの魔王譚」(2014年)
- Web版も傑作なんだけど、書籍版はより流れが洗練されてよかったのに打ち切り無念。
- オキシタケヒコ「筺底のエルピス」(2014年)
- 最初の頃はどんどん悪化していく状況にどうすんだこれと思ってた。
- 稲葉義明「ルガルギガム」(2014年)
- 2冊合わせた表紙が好き大賞。
- 割内タリサ「異世界迷宮の最深部を目指そう」(2014年)
- ボス戦に定評のあるいぶそう。
- 理不尽な孫の手「無職転生」(2014年)
- 家族モノといえばこれ。
- 泉「俺の死亡フラグが留まるところを知らない」(2015年)
- 新刊は出なくなって久しいけど、Web版は細々と続いてる。
- 桜山うす「コートボニー教授の永続魔石」(2015年)
- 葵せきな「ゲーマーズ!」(2015年)
- ぶんころり「田中 ~年齢イコール彼女いない歴の魔法使い~」(2015年)
- すごく好きだけど人に勧めるときに躊躇するやつ。
- 城平京「雨の日も神様と相撲を」(2016年)
- これまで読んだカエル相撲小説の最高峰。そしてオンリーワン。
- 大澤めぐみ「おにぎりスタッバー」(2017年)
- ラノベは改行ばっかりとか言ってる人を「そんなこと言わせてごめんな」と言いながらそっと抱きしめておにぎりスタッバーを押し付ける仕事に就きたい。
- わるいおとこ「俺の現実は恋愛ゲーム?? ~かと思ったら命がけのゲームだった~」(2017年)
- 2回打ち切りを食らうとか悲しすぎるでしょ……。
- 比嘉智康「キミは一人じゃないじゃん、と僕の中の一人が言った」(2017年)
- 比嘉智康は傑作たくさんあるんだけど、どれか一つ選ぶならこれ。
- 和久井透夏「おめでとう、俺は美少女に進化した。」(2017年)
- 女装ラノベのなかで一番好き。
- 三嶋与夢「乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です」(2018年)
- ブーメランを投げまくる主人公。
- かばやきだれ「はぐるまどらいぶ。」(2018年)
- これはまたジュブナイル感あふれるのが来たなと思って続きを楽しみにしてたら打ち切り。
- 鴨野うどん「外れスキル【地図化】を手にした少年は最強パーティーとダンジョンに挑む」(2018年)
- 8巻まで出したシリーズを打ち切るオーバーラップはクソ。
- ざっぽん「真の仲間じゃないと勇者のパーティーを追い出されたので、辺境でスローライフすることにしました」(2018年)
- 神尾丈治「惚れ症のハーフエルフさん」(2018年)
- ジュブナイルポルノを入れてもいいじゃろ。神尾丈治の文章が好きなので。
- 赤木一広「無双系女騎士、なのでくっころは無い」(2018年)
- バトル描写は近年読んだ中で屈指。打ち切りにめげずWeb版を傑作として完結させてくれたの感謝しかない。
- あずまの章「ジャマしないでよ、大神くん! 再生数100万回めざして、実況中!?」(2018年)
- こういう少女小説が好き。
- 常磐くじら「エリスの聖杯」(2019年)
- 悪役令嬢が正しく悪役令嬢してる。
- 伊藤ヒロ「異世界誕生 2006」(2019年)
- 2006と2007の繋がりも好き。
- 黒留ハガネ「世界の闇と戦う秘密結社が無いから作った(半ギレ)」(2019年)
- なんで打ち切りなんですかね(半ギレ)
- 汀こるもの「五位鷺の姫君、うるはしき男どもに憂ひたまふ 平安ロマンチカ」(2019年)
- ジェンダーを明後日の方向にぶん投げたら地球一周して後頭部にぶち当たったみたいな読感。
- アニッキーブラッザー「禁断師弟でブレイクスルー ~勇者の息子が魔王の弟子で何が悪い~」(2019年)
- 魔王との師弟関係が家族やヒロインよりも濃密な関係性で、弟子が師匠好きすぎるし、師匠が弟子好きすぎる。
- 珪素「超世界転生エグゾドライブ」(2020年)
- トラック転生する絵面から目を背ければ、子供向けアニメ化行けるのでは!?
- 西条陽「わたし、二番目の彼女でいいから。」(2021年)
- 主人公とヒロインズのブレーキがぶっ壊れてる不健全ラブコメ。
- 道造「貞操逆転世界の童貞辺境領主騎士」(2022年)
- 火力こそ正義の頭のおかしい宗教好き。
- 水月一人「玉葱とクラリオン」(2023年)
- なろう知識チート系で最高峰だと思ってる。