たかべーの書庫

ラノベの読書記録。

2015年の読書まとめ

2015年に読んだ小説は327冊でした。一昨年は艦これやら城プロやらに読書時間を削られていましたが、去年は艦これと主にイカしたTPSゲームに時間を削られていました(ウデマエS+底辺勢)。
そんな削られた読書時間の中で読んだ本の中で良かったものを挙げていきたいと思います。
例年の如く、特に数の制限を設けずに選んでいたら、今年は37選になりました。2015年に読んだものなので、2014年以前の刊行作品もあります。明確な順位付けはありません。よろしくお願いします。


桜山うす「コートボニー教授の永続魔石」「コートボニー教授の時をかける花嫁」(オーバーラップ文庫


私的2015年最優秀新人賞受賞作。
人間がダンジョンに潜り魔石の技術革新に腐心してる時代、主人公にして後の大発明家スージは魔工機の発明にうつつを抜かすばかりで恋人に振られかけてました。そこに現れたのが100年先の文明を行く小人族のコートボニー教授。ヒロインが小人でロリババアでおまけに人妻ときて素晴らしいです。
そんな教授に巻き込まれたり巻き込まれなかったり、ダンジョン潜ったり刑務所に入ったり、序盤から方向が定まらないのに、後半につれ永続魔石とは何だったのかと言わんばかりにさらに混沌としていくストーリーは、読んでいてすごく楽しかったです。
随所に私の琴線に響くセンスが散りばめられていて、 "円周率3.11は図面の設計をするときに便利なので、子供の頃からよく使っている数字だったが、使いこなすのにちょっとしたコツがいる。" 例えばこの文章だけでセンスあると思いませんか?
で、さらにすごいのが2巻。1巻の時点で傑作ファンタジーラノベで工学ラノベで人妻ラノベですが、2巻では傑作SFラノベと妹ラノベにもなります。
25000年未来から『現実世界』が侵略しに来るのをセーブ&ロードで対抗するという心が沸き立つタイムリープの共演なのです。そして最強の妹ちゃんがぐうかわなのです。
万人におすすめではありませんが、平行世界の私には全力で読ませたい大傑作。なのに何故かこのルートでは3巻が出てないので、そろそろロードしてもらいたいですね。

宇野朴人ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン VII」 (電撃文庫)


2015年ベスト級の面白さは予想しなかった展開でした。
幸せだった過去の描写と対比しながら、過酷な現在を物語の転換点となる結末まで描写しています。
これから読む人は出来るだけネタバレを見ずに7巻まで突っ走ってください。

比嘉智康「たまらん! メチャクチャな青春ラブコメに巻き込まれたけど、生まれてきてよかった。」 (MF文庫J)


読むと「たまらん!」と言わざるを得ない多角関係ラブコメ
涙もろいので危ないのは最初だけだと思っていたら、5分に1回くらい泣かされそうになって、同じくらいニヤリとさせられました。
男3女1の幼馴染達にヒロイン2名が加わって複雑な恋模様が繰り広げられます。……繰り広げられるはずでした。私の予定では「たまらん!」と下記の「ゲーマーズ!」が双璧となって多角関係ラブコメの時代が来ているはずなのですが、現状何故か続きの2巻が出ていません。この世界線おかしくないですか?

葵せきなゲーマーズ! 雨野景太と青春コンティニュー」 (富士見ファンタジア文庫)


こいつら全員面倒くさい多角関係ラブコメ
主人公はヒロインからゲーム部に勧誘され、ここからラブコメが始まるのかと思いきや、華麗にお断り。犬猿の仲のヒロインと、クラスメイトとその彼女も加わって複雑な関係が展開されます。
キャラクター配置の時点できっとラブコメの神様に祝福されていると思いました。

田中ロミオ「犬と魔法のファンタジー」 (ガガガ文庫)


就活生におすすめではないライトノベル。高度に発達した魔法は科学と区別がつかない現代のファンタジー
冒険の時代は過去へと過ぎ去りつつ、大学生が甲冑を来て就職活動をする時代、その中で主人公は何度もお祈りされ、心を折られます。一方で、地底3000メーテルの溶岩に沈む古代都市や大岩が吹き荒れる魔境というロマン溢れる世界が待っており、時代にそぐわぬ冒険に巻き込まれていく主人公を取り巻く世界観が素晴らしかったです。

松屋大好「宇宙人の村へようこそ 四之村農業高校探偵部は見た!」 (電撃文庫)


明治後期に川上から箸が流れてきたことで発見された怪奇な風習を持つ近代的な田舎の村で起こる連作短編。
宇宙人の末裔だと言われる村人は外の世界の100年先の文明を持ち、特に農業が盛んです(農業ラノベ!)。そんなところに主人公は村の外から引っ越してきて入った農高の探偵部で、吸血生物や時間の流れが異なる空間といったオカルトでSFな奇怪な事件に巻き込まれていきます。
一つ一つのガジェットに心が沸き立つ素晴らしいSFでした。

辻村七子「螺旋時空のラビリンス」(オレンジ文庫


タイムリープSFであり19世紀を舞台にした恋愛物。
歴史の中に埋もれた美術品を時間遡行機で盗み出す未来の会社。過去へと逃亡した同僚であり幼馴染を追ううちに巻き込まれる謎とループ。
謎が解れていく過程が秀逸で、特に中盤からの展開には鳥肌が立ちました。終わり方も綺麗で良かったです。

村上凛おまえをオタクにしてやるから、俺をリア充にしてくれ! 11 大学生編」(ファンタジア文庫


もはや完全にタイトル詐欺となった大学生編。
いつ爆発してもおかしくなさそうなカッシーと彼を取り巻く面々に新メンバーも追加してのラブコメ
読んでると幸せすぎてやばいです。脳が溶けます。

林トモアキミスマルカ興国物語XII」 (角川スニーカー文庫)


第二部完結に相応しい面白さでした。
ついに現れた魔王の尖兵との対決。そこから仕込んでこれまで騙してたのか!という伏線と、ここであの人が出てくるのか!という同窓会から続くラスト。
第三部には期待しか感じません。

春日みかげ織田信奈の野望 全国版 13」 (ファンタジア文庫)


全国版になってから毎巻本気を出しているんじゃないかという織田信奈の野望
今巻では我らが相良良晴は同じ名を持つ相良義陽と出会い、島津四姉妹を諜略します。義陽は絶対に結ばれてはならないという最強のヒロイン属性持ちだったのでこの子こそが真ヒロインじゃないのかと思いました。小早川隆景といい、相良義陽といい、織田信奈シリーズは遅れてきたヒロインが可愛すぎます。また、島津四姉妹の馬追い事件の経緯には姉妹の絆に目頭が熱くなったりもしました。
ますます続きが楽しみになるシリーズです。

犬村小六とある飛空士への誓約 9」 (ガガガ文庫)


祝・完結。感無量。これまでの飛空士シリーズの集大成でした。
ウラノスとの決着、空の王を決める戦い、そして七人の誓いの結末までが語られます。
個人的にはバルタが最後まで可愛くてもう満足です。

野村美月「ドレスな僕がやんごとなき方々の家庭教師様な件 8」 (ファミ通文庫)


祝・完結。最初から最後まで聖羅可愛いよ聖羅というシリーズでした。
大きな問題は7巻までで解決していたので、この巻は一冊まるごとエピローグ。1巻から見ると各キャラクターたちの成長も見れて、シャールは本当に先生だったんだなぁと感慨深くなりました。
マイ・ベスト・野村美月作品です。

高野小鹿「魔法とSkyTubeで生きていく」 (角川スニーカー文庫)


地球に来た魔術師が魔法動画で生活費を稼…げません。そして全くデレないヒロインを嫁に出来…ません。
デレの欠片すらないヒロインも可愛いですが、メインは空回りする主人公にちょっとした事件があって、ちょっと認められる、そんなお話。
琴線に触れる描写が多くてやっぱり高野小鹿好きだわと思いました。

石川ノボロヲ「紙透トオルの汚れなき世界」 (講談社ラノベ文庫)


人間性がハイスペックな主人公と超能力と世界の変革。
心に沁み入る面白さでした。作中とあるバカップルが出来るのですが、このまま無事に進むとは限らない雲行き。
行く先不安なバカップルは無事に恋人になれるのか。次巻が気になります。

椎田十三いでおろーぐ!」 (電撃文庫)


恋愛主義者に鉄槌を落とすアンチラブコメブコメ
個人的には人類殲滅エンドに向かってほしかったのですが、3巻が終わる頃には反恋愛とはなんだったのかというバカップルぶり。いや面白いんですけど。
主人公たちの共同体に流れる空気が心地良かったです。

白鳥士郎りゅうおうのおしごと!」 (GA文庫)


若くして竜王になりながらもスランプに苦しむ主人公のもとに来た押しかけ弟子の小学生。
こいつら本当に将棋が好きなんだなという描写が熱くて面白かったです。
やっぱり小学生は最高だな!

泉「俺の死亡フラグが留まるところを知らない」 (宝島社)


悪役転生した主人公が死なないようにがんばるけど、仲間以外の人間には本性を隠しているせいで誤解される日々。
誤解は笑う部分なんでしょうが、目頭が熱くなる描写が結構あって非常に良かったです。

南野海風「俺が悪役令嬢になって汚名を返上するまで」 (アルファポリス)


乙女ゲー転生物ですが、主人公の人格が男なのと、スタートがゲーム終盤でほとんどの登場人物に好感度最悪の状態から開始なのが特徴です。
こういうパターンははこれまであまり読んでなかったので新鮮でした。底辺スタートだと上に昇るしかないのでカタルシスあります。

さき「アルバート家の令嬢は没落をご所望です 2」 (角川ビーンズ文庫)


転生したので没落エンドを目指すけどうまくいかない悪役令嬢モノ。
1巻も十分面白かったのですが、特に2巻はクライマックスというか待ち望んでいた展開を中盤でやってくれたあとはお花畑。最高です。脳が溶けます。
次は渡り鳥丼屋編ですね!

野村美月下読み男子と投稿女子 -優しい空が見た、内気な海の話。」 (ファミ通文庫)


どんな作品にも美点を見つけられる下読みと不器用な投稿者。
バイトで下読みをしてる主人公は、投稿者がクラスメイトのヒロインだと気付き、やがて彼女の作品にアドバイスすることになります。どちらも本当にいい子で、こういう主人公とヒロインを見てると心が洗われるのですよ。
もし仮に投稿するとしたら主人公みたいな人に読んでもらいたいなと思っちゃいます。

久遠侑黒崎麻由の瞳に映る美しい世界」(ファミ通文庫


孤独なヒロインと徐々に交流していく不思議要素ありの青春物。
近年の受賞作が(打ち切り的な意味で)悲惨なことになっている気がしているファミ通文庫新人賞の中では、(完結だとは明言されていませんが)綺麗に終わった作品ではないかと思います。
黒崎さんも可愛いけど、白石さんも可愛かったです。特に笑顔で怒ったところとか。

早矢塚かつや「WEB小説家になろうよ。」 (ダッシュエックス文庫)


スランプで更新停止中だったWeb小説サイトのアカウントを乗っ取られ、勝手に続きを書かれた主人公。しかもそれが超おもしろい。
それから紆余曲折あって犯人だったヒロインと組んで小説を書くことになります。ちなみに主人公とヒロインの邂逅シーンは非常に美しいものでした。
源氏物語の昔から近代小説を経てWeb小説に至る、小説という大河へのリスペクトに溢れた、まさに「最近のラノベ」と呼ぶに相応しい作品でした。

壱日千次「魔剣の軍師と虹の兵団」(MF文庫J


変態しかいないファンタジー戦記。このギャグセンス、絶妙な匙加減のシリアス、これぞ壱日千次だと思いました。たまりません。
主人公たちは侵略された故国の解放のために戦うのですが、とくにやばい奴が敵国の騎士トリスタンで本気で娘と結婚したいと思っている変態なのですが、自国に来れば結婚させてやるという主人公も主人公です。
ギャグの波長が合う作家は貴重なので、最近はファンタジー戦記も多いですが埋もれないでいてほしいです。

アサウラ「英雄都市のバカども 〜王女と封鎖された英雄都市〜」 (ファンタジア文庫)


オーソドックスなファンタジーです。だって作者が言ってるんだから!
奇人変人が跋扈する国境の街のバカ騒ぎ。笑いもそうですが、料理ラノベ作家のアサウラだけあって料理描写が胃に来ました。
繰り返しますが、オーソドックスなファンタジーです。(全裸だけど)

雪乃下ナチ「となりの魔王 到来編」 (ビーズログ文庫アリス)


何の変哲もない田舎町の隣家に引っ越してきたのは……魔王。
住民全員平然としていてびっくりしているのは主人公だけという状況と、所帯じみた魔王様の言動がシュール過ぎてじわじわきました。(笑)

石川博品「明日の狩りの詞の」 (星海社FICTIONS)


廃墟の東京で宇宙生物狩猟ラブコメ。……ラブコメです、最後とかそれっぽいし!
獲物を料理して食うのと食われる覚悟。これまでとはちょっと違った作風でしたが(そもそも作品ごとに作風違いますが)、文章の余韻とかはやっぱり石川博品っぽいなぁと思いました。

十文字青「断末のミレニヲン II いつか還らざる者たちへ」(角川スニーカー文庫


ファンタジー世界でゾンビサバイバル。
立ち止まったら死ぬ疾走感で駆け抜けてた全二巻、ここに完結。……じゃないですよね? むしろここからが本当の始まりですよね? 続き出してくださいお願いします!

森田 季節「不戦無敵の影殺師 5」 (ガガガ文庫)


毎巻テーマが変わる異能者のお話。
今巻では、ありえたかもしれない一つの未来の断絶とともに、曖昧なままになっていたとある関係に決着が着きました。
舞花さんみたいな人に養われたい人生でした。

森田季節「ストレンジガールは甘い手のひらの上で踊る」(MF文庫J


森田季節のデビュー作ベネズエラ・ビター・マイ・スウィートはオールタイムベスト級に好きな作品なのですが、約6年ぶりに出た同一世界観のお話がこれです。
イケニエビトとタマシイビトにまつわる物悲しい物語。この退廃的な空気感たまりません。

浮世草子「最新のゲームは凄すぎだろ 4」 (ヒーロー文庫)


アレクシア様可愛すぎ問題。
もうとにかく2巻から登場する弟子のアレクシア様が可愛すぎるのですよ。
また、権謀術数の面でも皇帝ヴィクトルの存在がいい味出してて、ストーリー面でも期待できます。

割内タリサ「異世界迷宮の最深部を目指そう 3」(オーバーラップ文庫


異世界転移してダンジョン攻略する系のお話ですが、本作品の特徴は主人公とヒロイン全員が発狂しそうという点にあります。
そんな嫌な予感と戦いながら読み続けた先の"精算"。こういう展開を期待してました。
そんな中でも主人公は主人公してて、特にマリアを説得したところはお気に入りのシーンです。

理不尽な孫の手無職転生 〜異世界行ったら本気だす〜 6」(MFブックス


帰郷編終了。
これまで続いてきた関係に別れが告げられ、また別の物語に。
普段のルーデウス視点では見えないエリス視点の心情が良かったです。

丘野優「平兵士は過去を夢見る 3」(アルファポリス


人類と魔族との最終決戦の最後に死んだ一兵卒が生まれたときに戻って、未来の知識を駆使して強くてニューゲーム。
前世の親友との再会したときの心情は期待したとおりに胸熱でした。今世では二人はどんな関係を作っていくのか楽しみです。
Web小説由来の中ではかなり好きなシリーズなので、無事に続きが出るくらいには売れていてほしいです。

夢月なぞる「ダークな乙女ゲーム世界で命を狙われてます 3」(アルファポリス


転生した先が乙女ゲーらしくヒーローがたくさん出てくるのですが、関西弁のにーちゃんこと紅原様が私のお気に入りなのです。
3巻では記憶喪失イベとかあったしやっぱり紅原様こそメインヒーローですね! でももっと環ちゃんとの絡みを増やしていかないと他のヒーローに奪われかねないので気を付けてね。

花木もみじ「ヤンデレ系乙女ゲーの世界に転生してしまったようです 2」 (アリアンローズ)


ヤンデレばかりがヒーローな乙女ゲーの悪役令嬢に転生した主人公ががんばるお話。
ヒーローはちゃんとナイスガイなのですが、ゲームの本来のヒロイン(真)がヒロイン(主人公)を好きすぎてつらいのです。
乙女ゲー転生百合という新たな地平を垣間見た気がしました。

綾野陽一「清楚なあの子とビッチな彼女」(一迅社文庫


作者の前作のパンツ革命が面白かったので読みましたが、こちらも面白かったです。
一ヶ月だけイケメンに変身できるようになった主人公が憧れのヒロインにアプローチしようとするが、別ヒロインに逆にアタックされるお話。題材的にも一冊にまとまっていて良いラブコメでした。
この調子で作者にはどんどん新作を出していってほしいのですが、2015年は新作を出されてないんですよね。不安です……。

安井健太郎「アークIX 3 セフィロトの魔導士 (下)」(講談社ラノベ文庫


私が人生で初めて買ったラノベであるラグナロクの前日譚ともいえるシリーズ。積んでた3巻から最終巻の5巻まで一気読みしましたが、中でも3巻が一番面白かったです。
過去と未来を失った男の復讐譚。ラグナロクExの長編を髣髴とさせる雰囲気で、全てが終わってしまったあとの最後の余韻は悲しかったです。
次回作にも期待。というかラグナロク12巻書いてほしいです。

内訳とか

レーベル別の内訳は下表のようになりました。
ファミ通が多いのは例年通りでレーベルカラーが合っているせいだと思いますが、それを上回ってスニーカーがトップだったのはちょっと驚きました。ダッシュXも思った以上に読んでた印象です。逆にGAなんかはレーベルカラーが苦手なのかどうなのか手に取る数が少ない感じです。このラノはそもそも刊行点数が少なくて、単行本はともかく文庫のほうは大丈夫なのか心配です。少女小説系は自分で開拓せずに観測範囲内で面白そうな感想を見かけたときに買うのでほとんど読んでないです。Web小説系の単行本は毎年ちょっとずつ読むのが増えている印象です。

レーベル 読了数(冊数) まとめ選出数(シリーズ数)
角川スニーカー文庫 31 3
ファミ通文庫 29 3
ファンタジア文庫 23 4
MF文庫J 23 3
電撃文庫 22 3
ガガガ文庫 22 3
ダッシュX文庫 19 1
ヒーロー文庫 17 1
オーバーラップ文庫 15 2
HJ文庫 13
講談社ラノベ文庫 11 2
一迅社文庫 11 1
モンスター文庫 6
GA文庫 4 1
ぽにきゃんBOOKSライトノベルシリーズ 3
このライトノベルがすごい!文庫 2
富士見L文庫 4
一迅社文庫アイリス 3
角川ビーンズ文庫 2 1
ビーズログ文庫アリス 2 1
ビーズログ文庫 1
コバルト文庫 1
オレンジ文庫 1 1
メディアワークス文庫 2
角川ホラー文庫 2
ハヤカワ文庫JA 2
宝島社文庫 1
幻冬舎文庫 1
ポプラ文庫 1
アルファポリス 11 3
MFブックス 7 1
HJ NOVELS 7
オーバーラップノベルズ 5
宝島社 4 1
エンターブレイン 4
カドカワBOOKS 4
星海社FICTIONS 1 1
FUJIMI SHOBO NOVELS 1
GCノベルズ 1
アリアンローズ 3 1
ジーナブックス 2
PASH!ブックス 1
C☆NOVELSファンタジア 1
双葉社 1

終わりに

2015年も度重なる打ち切り作品に心を痛めた一方、飛空士、はがない、ドレ僕なんかが完結して喜ばしいこともありました。やはり完結してこその物語なので、少しでも打ち切り作品が減ることを願います。
毎年だんだん読書量が減ってきているのもありますが、それ以上にレーベル数と刊行点数が増えている気がするので、なかなか新規開拓するのが厳しい状況です。ただ、面白そうな作品の感想は見逃さないようになるべくアンテナを張っておきたいと思います。
2016年も素晴らしい物語に出会えることを期待してます。