2022年8月の読書まとめ

8月は8冊でした。

印象に残った本

陸秋槎「盟約の少女騎士」（星海社FICTIONS）

遠未来ファンタジー。少女騎士がわちゃわちゃしてるのがよいです。明らかに終わってないんですが続きいつでしょうか？

久賀理世「王女の遺言 1 ガーランド王国秘話」（集英社オレンジ文庫）

嫁入りする王女と瓜二つの身代わりのダブル主人公。王女の船が襲撃を受けたことで波乱万丈の物語が始まりそうです。今後が楽しみな作品。

読書メーター

2022年7月の読書まとめ

7月は23冊でした。

印象に残った本

アンディ・ウィアー「プロジェクト・ヘイル・メアリー　上・下」（早川書房）

超面白かったです。記憶をなくして宇宙船の中で一人目覚めた男の実験、謎解き、判明するミッション、そして出会った相棒！　知恵を振り絞ってもなお立ち塞がる困難を乗り越えていく展開の連続で胸熱でした。ラストに至るまでもまだ困難あって、締め方も好きです。

こりんさん「クラスメイトの元アイドルが、とにかく挙動不審なんです。 2」（GCN文庫）

心洗われる甘さ。まだおもしろコンビニイベント続くんでしょうか。

芝村裕吏「紅蓮戦記」（MF文庫J）

亡国の天才魔術師が最後の任務として与えられた王女の脱出。質は安定していて面白かったですが、最後まで読めるのか不安です……。MFなので……。

西条陽「わたし、二番目の彼女でいいから。2・3」（電撃文庫）

どんどんぶっ壊れてこうぜ！　主人公もヒロインもブレーキがぶっ壊れてるので、あとは坂道を加速して転がり落ちていくだけです。そして狂人の中に放り込まれてる浜波ちゃんかわいい。
この展開でまともに収拾つけるのは無理な感ありますがさて。

唐澤和希「転生少女の履歴書　12」（ヒーロー文庫）

そろそろ完結かなと思ってたら流れるように新章始まってました。ヒーローと二人で誰も知らない土地に行きたいよね（色々なしがらみで行けないけど）という話も多いけど、なんだかんだで実現してしまいましたね。

南野海風「魔術師クノンは見えている 2」（カドカワBOOKS）

クノンくんの女癖の悪さ（悪くない）が面白くしてるので、このまま成長していってほしいです。

守雨「手札が多めのビクトリア 1」（MFブックス）

国を抜けたスパイの新天地での生活。目立たず生きるはずなのにそんな器用万能ぶりを発揮して大丈夫かという活躍を楽しめました。あとノンナちゃんが可愛い。
綺麗に終わってるなぁと思いましたが、ナンバリングしてあるので続くのでしょうか？　ビクトリアの名前ももう使わなそうだし。

読書メーター

好きラノ2022年上期への投票

好きラノ2022年上期への投票用エントリです。
lightnovel.jp

「主人公にはなれない僕らの妥協から始める恋人生活(2)」 鴨野うどん 【22上ラノベ投票/9784824000859】

最後の章を読んで描かれなかった物語の喪失を感じる。

「煤まみれの騎士 I」 美浜ヨシヒコ 【22上ラノベ投票/9784049142099】

未来が閉ざされても腐らずに剣を振る主人公の姿。

「わたし、二番目の彼女でいいから。(2)」 西条陽 【22上ラノベ投票/9784049141542】

どんどんぶっ壊れてこうぜ！

「「美人でお金持ちの彼女が欲しい」と言ったら、ワケあり女子がやってきた件。」 小宮地千々 【22上ラノベ投票/9784867162651】

途中まで思ったよりえっちなやつじゃないんだなと思ってたけど思ったよりえっちなやつだった。

「クラスメイトの元アイドルが、とにかく挙動不審なんです。」 こりんさん 【22上ラノベ投票/9784867162347】

ヒロインが幸せそうな顔したりあわあわしたりするのが微笑ましい。

「亡びの国の征服者(5) 」～魔王は世界を征服するようです～ 不手折家 【22上ラノベ投票/9784824001313】

最後まで気を抜けない場面の連続。

「魔術師クノンは見えている」 南野海風 【22上ラノベ投票/9784040744056】

目が見えない少年が魔法が視界を作るという野望を志した結果、なんかおもしろいキャラになった。

「聖女に嘘は通じない」 日向夏 【22上ラノベ投票/9784866575452】

聖女候補同士で和気藹々してるのも好きだし、ギスギスしてるのも好き。

「濁る瞳で何を願う ハイセルク戦記」 トルトネン 【22上ラノベ投票/9784065242490】

一兵卒が戦争の中で戦いの才能を開花させていく。

「信者ゼロの女神サマと始める異世界攻略 9.太陽の勇者と水の精霊王」 大崎アイル 【22上ラノベ投票/9784824001610】

これまでの関係性を全て消し去って独り新天地へ。

2022年6月の読書まとめ

6月は18冊でした。

印象に残った本

大崎アイル「信者ゼロの女神サマと始める異世界攻略 9.太陽の勇者と水の精霊王」（オーバーラップ文庫）

これまでの関係性を全て消し去って独り新天地へ向かう。思い切った選択に出ましたね。

喜多川信「ソレオレノ」（ガガガ文庫）

10年岩窟牢に閉じ込められていた主人公がボロボロで戦いながら奪われたものを取り戻す。中近東風の世界観がよかったです。

日向夏「聖女に嘘は通じない」（アリアンローズ）

賭博で荒稼ぎしていた神官見習いの主人公に依頼された過去の殺人事件の解決。聖女候補同士で和気藹々してるのも好きだし、ギスギスしてるのも好きです。嘘は通じないかもしれないけど騙されないとは限らないのでよいバランスでした。

宮内悠介「あとは野となれ大和撫子」（KADOKAWA）

中央アジアの小国の舵取りをしなければならなくなった少女たちの物語。女の子が主導する政府と現実の社会情勢とのリアリティラインのバランスがちょうどよかったです。タイトルもかなり好きです。

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2022年4月の読書まとめ

4月は20冊でした。

印象に残った本

不手折家「亡びの国の征服者 5 ~魔王は世界を征服するようです~」（オーバーラップノベルス）

逃亡劇も終盤。最後まで気を抜けない場面の連続でした。そしてドッラがいい味を出してきました。

赤城大空 「淫魔追放: 変態ギフトを授かったせいで王都を追われるも、女の子と"仲良く"するだけで超絶レベルアップ」（ガガガ文庫）

下ネタの言葉選びがハイセンス。性欲のシンギュラリティとか肉棒高跳びとか笑わせてもらいました。

南野海風「魔術師クノンは見えている」（カドカワBOOKS）

目が見えない少年が魔法が視界を作るという野望を志した結果、なんかおもしろいキャラになりました。こういう子好きです。

小宮地千々「「美人でお金持ちの彼女が欲しい」と言ったら、ワケあり女子がやってきた件。」（GCN文庫）

突然できた婚約者が百人斬りに届こうかという百戦錬磨の尻軽だったラブコメ。主役二人の掛け合いが面白くて好きです。途中まで思ったよりえっちなやつじゃないんだなと思ってましたけど思ったよりえっちなやつでした。

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2022年3月の読書まとめ

3月は8冊でした。

印象に残った本

浅倉秋成「六人の嘘つきな大学生」（KADOKAWA）

読んでいる途中に登場人物の印象が二転三転する面白い読み心地でした。人事部だけは最初から最後までクソじゃね感のままでしたが。

綾崎隼「盤上に君はもういない」（KADOKAWA）

二人の女性棋士の戦い、というには片方若干かませだった気もしましたが、面白かったです。読み終わってからタイトル見るとなるほどなぁという感じです。

美浜ヨシヒコ「煤まみれの騎士」（電撃の新文芸）

すごく好きなやつでした。誰もが授かるはずの魔力を授からなかったせいで、婚約破棄に廃嫡と未来が閉ざされるが、それでも腐らずに剣を振る。だがやがて信じてくれた幼馴染も離れてしまう、という一巻。続きが待ち遠しいです。

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2022年2月の読書まとめ

2月は27冊でした。

印象に残った本

春の日びより「乙女ゲームのヒロインで最強サバイバル」（TOブックス）

初手殺人から始まるのがこの物語の行く末を暗示しているような、乙女ゲー設定とは一体と言わんばかりのバトルに次ぐバトルのバトルファンタジー。殺伐とした世界観で成長してくのがよかったです。

依空まつり「サイレント・ウィッチ III 沈黙の魔女の隠しごと」（カドカワBOOKS）

バーニー君のエピソード良かったです。その後の交流もあってくれるとうれしいですね。

トルトネン「濁る瞳で何を願う ハイセルク戦記」（Kラノベブックス）

一兵卒が戦争の中で戦いの才能を開花させていくお話。死線を潜った先にどこに辿り着くのか楽しみです。

ぶんころり「田中～年齢イコール彼女いない歴の魔法使い～ 13」（GCノベルズ）

13巻目にしてTSイベントでイージーモード。なんならずっとこのままでもよかったまでありますね。

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