10月は27冊でした。
印象に残った本
縹けいか「モーテ ―水葬の少女―」（MF文庫J）
序盤は信用ならない語り手の視点で話が進んでいきますが、中盤になってから雰囲気が変わってじわじわ面白さが増していきました。255ページのヒロインがガン泣きするシーンは素晴らしかったです。
杉原智則「聖剣の姫と神盟騎士団 VI」（角川スニーカー文庫）
寡兵で大軍を打ち破る王道的な展開で読んでいて気持ち良かったです。ダークは中身は小物のままだけど外面はもう英雄ですね。第一部完という名の打ち切りかと危ぶんでいましたが、これだけ前振りしてたら流石に第二部ありますよねスニーカー文庫さん！
海羽超史郎「バベロニカ・トライアル 西春日学派の黄昏」（電撃文庫）
設定を理解するのが大変ですが、完全に理解できてなくても面白いと感じられる一冊でした。"バベロニカ野を使ったレース形式演算"みたいな文字列がわんさか出てくるので脳汁出てきました。
相沢沙呼「スキュラ＆カリュブディス ―死の口吻―」（新潮文庫nex）
今年はあまり百合物を読めなかったのですが、それを帳消しにするくらいの拾い物でした。親しくしてはいけないのに側に居たいという、ねむりから楓への気持ちとかすごく好物。続きも読みたいです。
幹「ユア・マイ・ヒーロー 2 千早ぶる神」（講談社ラノベ文庫）
英雄の資質には納得。確かに八雲君には資質ありますね。1巻から続いて安定して面白かったのに、2巻で完結なのは何故なのか。話はまとまってますが、まだ続けられる設定だったのに……。次シリーズでも同一世界観で、本シリーズのキャラがサブキャラ的な立ち位置で登場してくれると嬉しいです。
十文字青「灰と幻想のグリムガル level.4 導き導かれし者たち」（オーバーラップ文庫）
冒頭のこの持ち上げて落とす描写きついです。主要キャラクターだろうがさくっと死ぬ世界観なので、油断して読めないですね。
入江君人「王女コクランと願いの悪魔」（富士見L文庫）
後宮に住まう孤高の王女とランプの悪魔。後宮で起こる事件を解決していくうちに少しずつ主人公の心が変わっていく構成が良く、二人を取り巻く登場人物も魅力的でした。
三丘洋「勇者様のお師匠様 II」（エンターブレイン）
冷遇されてた主人公のところに、上官が登場。こういう実は○○ってキャラがいると話が面白くなってきます。
みかみてれん「勇者イサギの魔王譚1 夢の始まりを始めるために」
勇者が魔王を倒して二周目という話も結構見慣れてきましたが、これはすごく良かったです。20年後に飛ばされて力を失ったのに、かつて惚れた女を探しに行こうとする姿。惚れます。
読書メーター
2014年10月の読書メーター
読んだ本の数：27冊
読んだページ数：8904ページ
ナイス数：92ナイス女騎士さん、ジャスコ行こうよ (MF文庫J)の感想
えっこの日本にまだ常時定額でない固定回線があったの！？（驚愕）
読了日：10月1日 著者：伊藤ヒロモーテ ―水葬の少女― (MF文庫J)の感想
最初はこいつ信用なんね―主人公だなと思って読んでたけど、中盤になってからじわじわ面白さが増していきました。好きなシーンは255ページのヒロインがガン泣きするところ。絶望的なラストへじわじわと進んでいくのが良かったですが、ラストが爽やかなのもこれはこれで良かったです。
読了日：10月2日 著者：縹けいか聖剣の姫と神盟騎士団 (6) (角川スニーカー文庫)の感想
寡兵で大軍を打ち破るためダークの奇策が炸裂。王道的な展開はやっぱり読んでいて気持ちいいな！ 中身は小物のままだけど外面はもう英雄すなー。第一部完という名の打ち切りかと危ぶんでいたけど、これだけ前振りしてたら流石に第二部あるやろ！ 待ってるよ！
読了日：10月5日 著者：杉原智則バベロニカ・トライアル 西春日学派の黄昏 (電撃文庫)の感想
なるほど、わからん。だが、面白い！ "バベロニカ野を使ったレース形式演算"みたいな文字列がわんさか出てくるので脳汁出てきた。幸せ。
読了日：10月5日 著者：海羽超史郎俺がヒロインを助けすぎて世界がリトル黙示録!? 12 (HJ文庫)の感想
ヒロイン+=3。主人公の強さが欲望というのはなるほど。
読了日：10月6日 著者：なめこ印パナティーア異譚4 聖石のエニグマ (ファミ通文庫)の感想
懐かしい人が出てきたりする4巻。次でラストかー。フラストレーションが溜まっているウルスラさんも可愛いです。
読了日：10月6日 著者：竹岡葉月搭乗者<リベラ>科の最下生 (HJ文庫)
読了日：10月8日 著者：志木謙介ギルドのチートな受付嬢(1) (モンスター文庫)の感想
チート転生な主人公だけど、物語の開始は世界中を冒険し終わったあとでギルドの受付嬢に落ち着いてから。主人公は基本戦わず助言メインでも話が成り立ってて面白かった。ところで名前の似たキャラが複数出てきて微妙に紛らわしかったんだけど、何か理由があったのん？
読了日：10月9日 著者：夏にコタツスキュラ&カリュブディス: 死の口吻 (新潮文庫)の感想
ｷﾏｼﾀﾜｰ。ねむりから楓への気持ちとかすごく好物。予想以上に百合百合しくて拾い物でした。続きも読みたいです。
読了日：10月11日 著者：相沢沙呼神なき世界のトーメンター (電撃文庫)の感想
ファンタジー＋ミステリー。ラノベで重要そうな女キャラが死んだら実は生きてるんじゃないかって邪推してしまうので、実はメアリー死んでないんじゃないかと最後のほうまで思ってた。
読了日：10月11日 著者：仁科裕貴ユア・マイ・ヒーロー2 千早ぶる神 (講談社ラノベ文庫)の感想
英雄の資質には感心してしまった。いや確かにその通りだけどさ！ で、2巻で完結なのではなんでさ！ 話はまとまってるけど、まだ続けられる設定じゃん！
読了日：10月12日 著者：幹CtG ─ゼロから育てる電脳少女─ (角川スニーカー文庫)の感想
ゲーム内で結婚したらできた娘が現実にやってきたという話。ハルハ可愛いでだいたい説明できる話だった。関心したのは高齢者であっても非戦闘キャラで仮想世界を楽しめるという設定。あるべき未来の姿を垣間見た気がした。・・・その後の列車強盗イベントで台無しになったけど。
読了日：10月14日 著者：玩具堂灰と幻想のグリムガル level.4 導き導かれし者たち (オーバーラップ文庫)の感想
冒頭のこの持ち上げて落とす描写きついわー。それでも冒険は続いてくわけで、1巻の伏線が回収されてそろそろ話が動き出す頃かな。
読了日：10月18日 著者：十文字青大英雄が無職で何が悪い 02 All You Need Is What (オーバーラップ文庫)の感想
こちらは勢いと運だけで突き進んでるような話だけど、主人公の度胸と土壇場の行動が図抜けていて読んでいて気持ち良い。
読了日：10月18日 著者：十文字青王女コクランと願いの悪魔 (富士見L文庫)の感想
面白かった。後宮に住まう孤高の王女とランプの悪魔。後宮で起こる事件を解決していくうちに少しずつ主人公の心が変わっていく構成が良かったし、二人を取り巻く登場人物も魅力的だった。
読了日：10月19日 著者：入江君人勇者様のお師匠様 IIの感想
有能な上官がいると話が面白くなってくるなー。
読了日：10月19日 著者：三丘洋夜波の鳴く夏 (角川ホラー文庫)の感想
登場人物がだいたいクズいので安心して読めた。
読了日：10月20日 著者：堀井拓馬今すぐ辞めたいアルスマギカ (富士見ファンタジア文庫)
読了日：10月20日 著者：氷高悠吸血鬼になったキミは永遠の愛をはじめる(2) (ファミ通文庫)の感想
凪乃と雫は結局関係あるのかないのか。
読了日：10月22日 著者：野村美月遅咲き冒険者 (FUJIMI SHOBO NOVELS)の感想
冒険者歴10年で才能も頭打ちになり引退を視野に入れかけた主人公が、助けたエルフの巫女と契約して成り上がる話、になるのか。手に入れた力は強力だけど無双できる程ではないので、果てさてこれからどう登っていくのか。
読了日：10月23日 著者：安登恵一シス×トラ2 (講談社ラノベ文庫)の感想
蘭丸と一妃がお互いの気持ちに向き合うかと思ったらリディが。やはりヒロインはこうでないとね。
読了日：10月24日 著者：橘九位放課後のフェアリーテイル ぼくと自転車の魔法使い (電撃文庫)の感想
かつてクラスメイトから聞いた世界へ。古き良き時代のファンタジーの匂いを感じた。
読了日：10月25日 著者：杉原智則【Amazon.co.jp限定】 勇者イサギの魔王譚1 夢の始まりを始めるために オリジナルSSペーパー付の感想
勇者が魔王を倒して二周目という話も結構見慣れてきたけど、これはすごく良かった。20年後に飛ばされて力を失ったのに、かつて惚れた女を探しに行こうとする姿。惚れるわー。
読了日：10月25日 著者：みかみてれんケモノガリ 8 (ガガガ文庫)の感想
おつかれさま。これまでの戦いの終着点であるアストライア戦とそれに続くエピローグは余韻に浸れた。
読了日：10月27日 著者：東出祐一郎俺の脳内選択肢が、学園ラブコメを全力で邪魔している (9) (角川スニーカー文庫)の感想
前々から応援してるのはふらのだけど、爽星さんも何らかの形で報われてほしいよねぇ。
読了日：10月28日 著者：春日部タケル異世界迷宮の最深部を目指そう 2 (オーバーラップ文庫)の感想
パーティーを充実させる巻。今回は不気味な混乱ステータスは上昇しなかったけど、チートスキル持ちのメンバーの中で唯一常人のマリアちゃんがふとしたことで死にそうでハラハラするわ。
読了日：10月29日 著者：割内タリサRe:ゼロから始める異世界生活5 (MF文庫J)の感想
「きょうび聞かねぇな」をきょうび聞かねぇな。スバル君がダークサイドに突入。次巻が3月だなんて待ち遠しいよぉ。
読了日：10月30日 著者：長月達平
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