たかべーの書庫

ラノベの読書記録。

2013年11月の読書まとめ

もう年末だけど、11月のまとめです! 11月は32冊でした。12月のまとめと今年のまとめは年初の早いうちにします!

印象に残った本

浮世草子「最新のゲームは凄すぎだろ 1」(ヒーロー文庫


ゲームなのか異世界なのかよくわからない世界で主人公が冒険する話。主人公はゲームだと思ってプレイしている一方、NPCキャラは普通に生活してて大活躍する主人公を英雄扱い。そのギャップが面白かったです。

内堀 優一「グラウスタンディア皇国物語1」 (HJ文庫)


ファンタジー戦記。とりあえずは登場人物紹介といった感じです。
本作は本作で続きが楽しみなんですけど、「ラブコメ圏外」の続きとか出てくれないですか……?

むらさきゆきや覇剣の皇姫アルティーナ IV」(ファミ通文庫


登場人物を一新してハイブリタニア編。本編とはまた違った性格のキャラで構成されてて、特にマーガレット様の悪女ぶりが良かったですね!

かっぱ同盟「僕の嫁の、物騒な嫁入り事情と大魔獣 2」(アルファポリス


相変わらずベルルがひたすら可愛いのを見てゴロゴロするためのお話でした。

遠藤 浅蜊魔法少女育成計画 limited (前)」 (このライトノベルがすごい! 文庫)


魔法少女育成計画では初の試みとして死人が超控え目です! つまり下巻では……。

十階堂一系「赤村崎葵子の分析はデタラメ」(電撃文庫
十階堂一系「赤村崎葵子の分析はデタラメ 続」(電撃文庫



凄いものを読みました。推理小説ではなく分析小説。適当なこじつけでデタラメな答えを出したかと思えば、一旦ずばっと解決した答えを後になってひっくり返したり。そのひっくり返しぶりが素晴らしいのです。

櫛木 理宇「ホーンテッド・キャンパス 死者の花嫁」 (角川ホラー文庫)


最初はヘタレだった森司君もたまにはこよみちゃんに格好良い行動が取れるようになってきました。そう、たまには。基本ヘタレなのは変わってないです。そこがいいんですけどね。

竹岡葉月「パナティーア異譚 1 英雄のパンドラ」(ファミ通文庫


小五のときに異世界に勇者として召喚されて、高二になって2周目。主人公とヒロインの関係性が鮮やかな青春の一ページみたいな感じでがよかった。一巻完結として綺麗にまとまってるように見えるのですが、続きがあるらしいんですね。期待半分不安半分です。

カルロ・ゼン幼女戦記 1 Deus lo vult」(エンターブレイン


世界大戦へと突き進む架空のヨーロッパに性転換されて転生させられたターニャちゃん。本人は出世して後方勤務で安穏としたいのに、生来のねじくれた性格と神様の悪意により前線に放り込まれ英雄へと祭り上げられていきます。次はどんな展開が待っているのか楽しみです。

十階堂一系「不完全ナックル」(メディアワークス文庫
十階堂一系「不完全ナックル 2」(メディアワークス文庫



同作者の「赤村崎葵子の分析はデタラメ」が大当たりだったので読みました。こちらは女子校で空手部を立ち上げた初心者3人+経験者1人+名マネージャー1人の青春物。会話運びがうまいというか何度も笑いを禁じえない場面がありました。2巻までで止まってるみたいですが、もう続きでないんでしょうか……?

幹「神様のお仕事 3」 (講談社ラノベ文庫)


祝・完結。どちらかというとシリアスパートよりも日常パートが好きな話でしたが、3巻はシリアスパート多めで綺麗にまとまってました。次回作にも期待です。

棺 悠介「引きこもりたちに俺の青春が翻弄されている」 (一迅社文庫)


かつて救ってくれたヒロインは引きこもりになっていた。から始まるラブコメ。主人公・ヒロインともに好感が持てて読んでて心地良かったです。新人賞からこのレベルの作品が出てくるは、一迅社文庫も侮れませんね。


読書メーター

2013年11月の読書メーター
読んだ本の数:32冊
読んだページ数:10007ページ
ナイス数:99ナイス

メイジオブリージュ (MF文庫J)メイジオブリージュ (MF文庫J)感想
他のグランクレストに比べるとノリは軽め。でもこれ流石に続刊前提ですよね? ここで終わられると「なん・・・だと・・・」としか出てこないのですが。
読了日:11月2日 著者:内山靖二郎
《名称未設定》 Struggle2:彼女の望む世界 (ファミ通文庫)《名称未設定》 Struggle2:彼女の望む世界 (ファミ通文庫)感想
晃さんは最初敵キャラかと思いましたが、案外熱血漢でしたね。
読了日:11月2日 著者:津田夕也
鋼鉄のアナバシス 死神と呼ばれた少女 (AXIS LABEL)鋼鉄のアナバシス 死神と呼ばれた少女 (AXIS LABEL)感想
美少女×戦車で独ソ戦架空戦記。あとがきで第二巻の話をしていて、刊行日が2009年ということはつまりそういうことなのね・・・。
読了日:11月3日 著者:内田弘樹
婚活島戦記 (宝島社文庫)婚活島戦記 (宝島社文庫)感想
孤島で大富豪の嫁の座をめぐってバトルロイヤル。サバサバとした性格の物理系主人公は好き。終盤は駆け足感があったのはちょっと残念。
読了日:11月5日 著者:柊サナカ
櫻子さんの足下には死体が埋まっている (角川文庫)櫻子さんの足下には死体が埋まっている (角川文庫)感想
183ページあたりのその後の話が結構気になるんですけど!
読了日:11月6日 著者:太田紫織
最新のゲームは凄すぎだろ 1 (ヒーロー文庫)最新のゲームは凄すぎだろ 1 (ヒーロー文庫)感想
ゲームなのか異世界なのか謎な世界でのRPG。主人公は普通にゲームをプレイしてるつもりなのに、NPCからは英雄のように誤解されているギャップがおもしろい。
読了日:11月6日 著者:浮世草子
女子には誰にも言えない秘密があるんです! (講談社ラノベ文庫)女子には誰にも言えない秘密があるんです! (講談社ラノベ文庫)感想
美少女文庫でやれ。
読了日:11月7日 著者:山本充実
アンリミテッド・オーバースキル  双刀使いと紅の神撃装甲 (HJ文庫)アンリミテッド・オーバースキル 双刀使いと紅の神撃装甲 (HJ文庫)
読了日:11月8日 著者:神野オキナ
グラウスタンディア皇国物語1 (HJ文庫)グラウスタンディア皇国物語1 (HJ文庫)感想
ファンタジー戦記。シリアス一辺倒かと思いきや、唐突に差し込まれるコメディが不思議な味わい。まだ序盤といった感じですが、期待できそうです。ところでラブコメ圏外の続きは出ないんですか?
読了日:11月9日 著者:内堀優一
覇剣の皇姫アルティーナIV (ファミ通文庫)覇剣の皇姫アルティーナIV (ファミ通文庫)感想
登場人物を一新してハイブリタニア編。こちらもキャラが立ってていいですね。特にマーガレット様の悪女ぶりがたまりませぬ。
読了日:11月10日 著者:むらさきゆきや
僕の嫁の、物騒な嫁入り事情と大魔獣〈2〉僕の嫁の、物騒な嫁入り事情と大魔獣〈2〉感想
新妻のベルルがひたすら可愛すぎてゴロゴロするための本。うきゃー。
読了日:11月10日 著者:かっぱ同盟
魔法少女育成計画 limited (前) (このライトノベルがすごい! 文庫)魔法少女育成計画 limited (前) (このライトノベルがすごい! 文庫)感想
すごい、魔法少女育成計画なのにメインキャラが誰も死亡してない! これは後編に期待ですね!
読了日:11月10日 著者:遠藤浅蜊
冥玉のアルメインII (ファミ通文庫)冥玉のアルメインII (ファミ通文庫)感想
キャーヒルトルート姉サマー!
読了日:11月11日 著者:築地俊彦
暗黒魔王なオレ様TUEEE! (このライトノベルがすごい! 文庫)暗黒魔王なオレ様TUEEE! (このライトノベルがすごい! 文庫)感想
人には勧めないけど好きだわー系。主人公が厨二病俺TUEEEで的外れなことばっかりしてるけど、ヒロインにべた惚れなのがよいです。あとはデビリアの絡みがもう少し増えれば。
読了日:11月12日 著者:夏緑
今日からかけもち四天王! ~ネトゲの彼女はボスでした~ (電撃文庫)今日からかけもち四天王! ~ネトゲの彼女はボスでした~ (電撃文庫)感想
このゲーム設定の端々からクソゲー臭を感じたのですが、作者が参考にしたゲームがもしあれば知りたいですね。
読了日:11月13日 著者:高遠豹介
赤村崎葵子の分析はデタラメ (電撃文庫)赤村崎葵子の分析はデタラメ (電撃文庫)感想
凄いものを読んだ。軽妙な文体で日常の謎をのらりくらりと分析して真実に近づいたり離れたりする曖昧感。別に出した答えが間違っててもいいよね、だって推理小説じゃないし、というスタンスや、一旦決着が着いたかと思われた答えをずっと後になってひっくり返す様が最高。後半になるにつれて分析が加速度的に面白くなってきて、むしろ後書きのあとのおまけこそが本編。
読了日:11月14日 著者:十階堂一系
禁忌の転生術と誓約の姫君 (ファミ通文庫)禁忌の転生術と誓約の姫君 (ファミ通文庫)感想
またロリラノベ界に新たな一石が投じられたか。
読了日:11月16日 著者:鳥村居子
ホーンテッド・キャンパス    死者の花嫁 (角川ホラー文庫)ホーンテッド・キャンパス 死者の花嫁 (角川ホラー文庫)感想
森司君も無意識の時はカッコイイ行動を取れるようになってきましたね。基本ヘタレだけど。そこがいいんだけど。
読了日:11月17日 著者:櫛木理宇
赤村崎葵子の分析はデタラメ 続 (電撃文庫)赤村崎葵子の分析はデタラメ 続 (電撃文庫)感想
今回は真面目に分析してることが多かったけど、真実に近付きそうで近付かないデタラメ感は健在。そしてお約束の後書き後のおまけのぶん投げ感、たまんないね!
読了日:11月18日 著者:十階堂一系
パナティーア異譚1 英雄のパンドラ (ファミ通文庫)パナティーア異譚1 英雄のパンドラ (ファミ通文庫)感想
これは結構好み。小五のときに異世界に勇者として召喚されて、高二になって2周目。主人公とヒロインの鮮やかな青春の一ページみたいな描写がよかった。綺麗にまとまってるように見えるけど、続きでるの?
読了日:11月19日 著者:竹岡葉月
夜姫と亡国の六姫士I (ファミ通文庫)夜姫と亡国の六姫士I (ファミ通文庫)感想
冗長な表現が多いのは作者の個性なのかしら。続きが気になるラストでした。
読了日:11月20日 著者:舞阪洸
青と黒の境界線 (電撃文庫)青と黒の境界線 (電撃文庫)
読了日:11月21日 著者:久楽美月
ファイティング☆ウィッチ (電撃文庫)ファイティング☆ウィッチ (電撃文庫)感想
みさみさのヒロイン力があやうい・・・!
読了日:11月22日 著者:逢巳花堂
幼女戦記 1 Deus lo vult幼女戦記 1 Deus lo vult感想
幼女戦記 1 Deus lo vult」読了。 世界大戦へと突き進む架空のヨーロッパに性転換されて転生させられたターニャちゃん。本人は出世して後方勤務で安穏としたいのにねじくれた性格と神の悪意により前線に放り込まれ英雄へと祭り上げられていきます。次はどんな展開が待っているのか楽しみです。
読了日:11月24日 著者:カルロ・ゼン
不完全ナックル (メディアワークス文庫)不完全ナックル (メディアワークス文庫)感想
女子校で空手部を立ち上げた初心者3人+経験者1人+名マネージャー1人の青春物。騙したり強引に事を進めようとして残りそうな禍根をあとできっちりフォローしようとしていてすごく好感が持てました。
読了日:11月24日 著者:十階堂一系
天使のどーなつ (メディアワークス文庫)天使のどーなつ (メディアワークス文庫)感想
女三人の間に友情が生まれていく様が良かったです。
読了日:11月25日 著者:峰月皓
殺戮のマトリクスエッジ (ガガガ文庫)殺戮のマトリクスエッジ (ガガガ文庫)感想
あ、あれ・・・ユノは活躍しないの?
読了日:11月26日 著者:桜井光
セブンスホールの魔女 (ガガガ文庫)セブンスホールの魔女 (ガガガ文庫)感想
会社経営してる場面があまりなかったような気がしたけど、読みやすくはあった。もうちょっと魔女側の視点も欲しかったかも。
読了日:11月28日 著者:池田朝佳
丑の刻子、参ります。 (タソガレ文庫)丑の刻子、参ります。 (タソガレ文庫)感想
黒史郎作品はラヴクラフトに続いて2作目。呪殺屋の刻子があわあわするのを楽しむお話でした。
読了日:11月29日 著者:黒史郎
神様のお仕事 3 (講談社ラノベ文庫 も 1-1-3)神様のお仕事 3 (講談社ラノベ文庫 も 1-1-3)感想
祝・完結。派手さはないけど綺麗にまとまってて少し心が暖かくなれる、そんなラノベでした。作者の今後にも期待です。
読了日:11月29日 著者:
不完全ナックル〈2〉 (メディアワークス文庫)不完全ナックル〈2〉 (メディアワークス文庫)感想
おい、シリアスなシーンで笑わせようとするんじゃないw
読了日:11月30日 著者:十階堂一系
引きこもりたちに俺の青春が翻弄されている (一迅社文庫)引きこもりたちに俺の青春が翻弄されている (一迅社文庫)感想
おもしろかった。かつて救ってくれたヒロインは引きこもりになっていた。から始まるラブコメ。奇をてらった話ではないけど、主人公・ヒロインともに好感が持てて掛け合いも楽しかった。
読了日:11月30日 著者:棺悠介

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