2011年6月の読書まとめ
気付いたらまた7月下旬……。6月は25冊でした。
印象に残った本
陸凡鳥「ハレの日は学校を休みたい！」（ガガガ文庫）
反学園祭の闘士たる主人公がいろいろあって学園祭を成功させようとする話。登場人物は皆面白いキャラだったのに加えて、ラストで言いたいこと言い切ったヒロインに好感が持ててグッド。ぜひとも続きが読みたいのですが、きれいな終わり方なので無理でしょうか。
なめこ印「俺がヒロインを助けすぎて世界がリトル黙示録!?」（HJ文庫）
未来人によると、主人公はヒロインを助けすぎて、ヒロイン同士で修羅場になって世界が破滅するようです。そうならないように一人だけ選ぶ必要があるらしいですが……まあ無理だろうな！ 展開的にはこれからもヒロインがぽこぽこ登場しそうですが、田舎魔法使いの子は応援してます。健気で一人称がウチでいい子なんですよこれが！
海羽超史郎 原作：ニトロプラス×5pb.「STEINS;GATE―シュタインズゲート― 連鎖円環のウロボロス (２)」（富士見ドラゴンブック）
1ルートにまとめるために原作とは違う展開を入れつつ、原作と同レベルのおもしろさを維持してました。海羽超史郎さんにはまたオリジナルでラノベ書いてくれることを期待してます。
湊ようこ「氷雪王の求婚 〜春にとけゆくものの名は 〜」（コバルト文庫）
350年後くらいの後世から見た視点で、冷酷無比と称される皇帝と、彼に嫁いだ地方貴族の娘の物語が綴られます。一冊完結な尺のためか氷雪王がデレるの早すぎて笑ってしまったのですが、基本的には切なくていい話でした。
山田有「スノウピー 3 スノウピー、恋愛する」（富士見ファンタジア文庫）
スノウピーの独特なずれた雰囲気と可香谷さんの可愛さは今巻も健在。そろそろ主人公は可香谷さんとの関係をもう一歩進展させようぜ！
かじいたかし「僕の妹は漢字が読める」（HJ文庫）
「二十一世紀のみなさまへ」から始まる未来に生きているラノベ。漢字が衰退した二十三世紀の日本から始まる作者は病気シリーズに楽しませてもらいました。
6月の読書メーター
読んだ本の数：25冊
読んだページ数：7959ページロールプレイングワールド (スマッシュ文庫)
設定は面白かった。主人公がかなりの甘ちゃんなのでこれからどう成長するかに期待。楓は応援したい。
読了日：06月01日 著者：熊谷 雅人ハレの日は学校を休みたい! (ガガガ文庫)
せっかく会長とかいいキャラなんだからもっと活躍させてほしいじゃないですかー！ 綺麗に終わってるから続刊は難しいかなぁ・・・。
読了日：06月03日 著者：陸 凡鳥とある飛空士への恋歌 5 (ガガガ文庫)
アリエルが気持ちを封じ込めなくちゃならないなんて絶対おかしいよ！
読了日：06月04日 著者：犬村 小六ギャルゲヱの世界よ、ようこそ! disc7 (ファミ通文庫)
高橋さんヒャッハー！ 物語もそろそろ終盤、どうまとめるのかとても気になる。
読了日：06月04日 著者：田尾 典丈俺がヒロインを助け過ぎて世界がリトル黙示録!? (HJ文庫)
ヒロインを助けて世界を破滅へいざなう簡単なお仕事です！
読了日：06月04日 著者：なめこ印雨の日のアイリス (電撃文庫)
救いはあったけどやりきれないという気もする。
読了日：06月06日 著者：松山 剛妹がゾンビなんですけど！ (スマッシュ文庫)
あらすじでシリアスを否定してコメディって言ってる割に、中身はシリアスという高度なギャグ？
読了日：06月08日 著者：伊東 ちはやダブルアクセス 2 (MF文庫J)
もしかして小町ルートがメインルート？
読了日：06月10日 著者：樋口 司ＳＴＥＩＮＳ；ＧＡＴＥ─シュタインズゲート─ 円環連鎖のウロボロス（１） (富士見ドラゴン・ブック)
媒体が変わっても面白いままであるのは良いことです。原作との微妙な差異が伏線になってそうだなと思ったら、別展開に行くそうで下巻が超楽しみ。
読了日：06月11日 著者：海羽 超史郎戦闘城塞マスラヲ Vol.5 川村ヒデオの帰還 (角川スニーカー文庫)
再読。何度読んでも熱いし泣ける。川村ヒデオは最高にカッコイイ主人公！
読了日：06月11日 著者：林 トモアキさくらファミリア! (一迅社文庫 す 1-2)
とりあえず主人公はもっと殴られておけばいいよ。
読了日：06月12日 著者：杉井 光空の彼方 (メディアワークス文庫)
雰囲気小説。関係ないけど、本編には欠片もそんな描写がないのに最後がNTRに見えてしまう自分は心が汚れてるんだろうなぁ・・・。
読了日：06月13日 著者：菱田 愛日おまえなんぞに娘はやれん (電撃文庫)
この終わり方でもし続きがあるならどうなるんだろう。最後まで妻が登場しなかったのが残念。
読了日：06月14日 著者：丸山 英人氷雪王の求婚 〜春にとけゆくものの名は〜 (コバルト文庫)
冷酷無比と称される皇帝と、彼に嫁いだ地方貴族の娘の物語。350年後くらいの後世から見た視点で書かれていて、二人の結末が暗示されつつ話が収束していくのが切ない。こういう体裁は結構好み。しかし氷雪王というわりにデレるの早すぎたのと、イラストとのミスマッチさに笑った。
読了日：06月16日 著者：湊 ようこラ・のべつまくなし2 (ガガガ文庫)
大変美味しゅうございました。恋人になったあとの物語があるラノベって少ないからもっと増えないかな。
読了日：06月16日 著者：壱月 龍一土属性はダテじゃない! (一迅社文庫 は 5-1)
のづちに癒された。
読了日：06月18日 著者：葉原 鉄スノウピー３ スノウピー、恋愛する (富士見ファンタジア文庫)
スノウピーは恋愛っていうほど恋愛した感じがしなかったけど、相変わらず可香谷さんが可愛くて身悶えしちゃうぜ。ちくしょう！ それにしてもスガモさんはミステリアスで何考えてるのか読めない。そこがいいけど。
読了日：06月18日 著者：山田 有アイドライジング!〈2〉 (電撃文庫)
オリンちゃんが相変わらず可愛い。
読了日：06月21日 著者：広沢 サカキイスノキオーバーロード (一迅社文庫)
読了日：06月23日 著者：貴島 吉志レイセン File1:巫女とヒキコと闇少女 (角川スニーカー文庫)
再読。やはり林トモアキを読むときのワクワク感は素晴らしいものがある。
読了日：06月23日 著者：林 トモアキオブザデッド・マニアックス (ガガガ文庫)
ゾンビとスクールカーストを融合するという発想に脱帽。
読了日：06月24日 著者：大樹 連司あえなく昇天!! 邪神大沼7 (ガガガ文庫)
大沼がラブ寄せされてるだと・・・。いいぞもっとやれ。
読了日：06月25日 著者：川岸 殴魚戦闘城塞マスラヲ Vol.1負け犬にウイルス (角川スニーカー文庫)
再読。読み返すとちゃんと伏線が効いてて素晴らしい。
読了日：06月26日 著者：林 トモアキ僕の妹は漢字が読める (HJ文庫)
作者は病気シリーズ。読む前に期待してたものとは方向性が違ったけど、舞台設定の発想は秀逸だし、ところどころにこの作者にしか書けないような残念っぷりが滲み出てるしで、続きが出れば迷わず買うでしょう。
読了日：06月29日 著者：かじいたかしＳＴＥＩＮＳ；ＧＡＴＥ‐シュタインズゲート‐ 円環連鎖のウロボロス（２） (富士見ドラゴン・ブック)
俺だ……ああ、海羽超史郎は実に素晴らしい仕事をした。次回作にも期待しよう――エル・プサイ・コンガリィ。
読了日：06月30日 著者：海羽 超史郎
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