たかべーの書庫

ラノベの読書記録。

全部読んでてもべつにヤバくないライトノベル10選

元ネタのまとめはこちら。

ここ最近、読んでいるとヤバかったりヤバくなかったりするSFまとめエントリがぽこぽこ生まれているのを見て、いつ読んでいるとヤバいラノベまとめエントリが出てくるのかとわくわくしながら待っていたのですが、一向に出てくる気配がないので、仕方なしに自分でそれっぽいものを書いてみました。
でも読んでないとヤバいラノベも読んでたらヤバいラノベもよくわからなかったので、全部読んでてもべつにヤバくないライトノベル10選です。
おすすめできるかどうかは特に考えずに選びました!

米倉あきら「インテリぶる推理少女とハメたい先生 In terrible silly show , Jawed at hermitlike SENSEI」(HJ文庫


はい、出落ちですね。あ、何で出落ちなのかわからなかったらこのエントリの半分くらいは読み飛ばして大丈夫です。
受賞時のタイトルが反響を呼びすぎる程だったせいか、改題されて出版された作品です。中身は運動の合間に推理合戦とかしてます。主人公はワルですけど、ヒロインは純愛してますから問題ないですね!

入間人間「たったひとつの、ねがい。」(メディアワークス文庫


メディアワークス文庫ラノベかどうかは定期的に一部のラノベ読みの人達が話題にするそうですが、表紙とあらすじの雰囲気から見てこれはラノベでいいですよね。中身のほうも、ゆるふわ恋愛物です。最初の27ページくらい!

和智正喜「消えちゃえばいいのに」(富士見ファンタジア文庫


愛の物語です! 恋するヒロインはせつなくて主人公を想うと贈り物しちゃうの。

海冬レイジ「も女会の不適切な日常」(ファミ通文庫


かつて、富士見ミステリー文庫というレーベルがありました。今は、もうありません。
ところでこの作品は近年そこそこ見かけるよくわからない名前の部活でヒロインたちとラブラブコメコメするお話です。最初の97ページくらい。そこから先はもう溢れ出る富士ミス臭ですよ!

戸梶圭太「おじいちゃんもう一度最期の戦い」(NMG文庫)


NMG文庫は韓流雑誌とか出してるらしい出版社が最近始めたラノベレーベルです。著者はミステリや社会派小説を書いていた方のようですが、こういう経歴の方がラノベ業界に参入してくるのは珍しいですね。
タイトルにおじいちゃんが入ってますが、ラノベっぽく主人公は20過ぎです。でもおじいちゃんのキャラがラノベっぽく立ちすぎていて困っちゃいます。あとイラストがあったりモンスターとか20代子持ち婦人とか水槽ガールが出てくるのでとてもラノベっぽいです!

伊藤ヒロ「アンチ・マジカル 〜魔法少女禁止法〜」(一迅社文庫


闇の勢力を撃退した世界で戦い続ける最後の魔法少女おしゃれ天使スウィ〜ト☆ベリー(24歳)とその弟子の魔法少女サクラ(男)のお話です。
ところで世の中にはウォッチメンという映画あるいはアメコミがあるらしいですが、この作品とは関係ないです。後書きでもいわれています!

水沢黄平「ごめんねツーちゃん ―1/14569―」(富士見ファンタジア文庫


読んでいる間ふわふわと飛んでてどこに着地するのかわからない不思議な話だなぁと思っていました。読んだ後もどこに着地したのかわからなかったです! 読了後いいものを読んだと思って2chの富士見スレに行ったらこれがフルボッコされてて愕然とした記憶があります。

日下一郎「妹戦記デバイシス」(スマッシュ文庫


異世界から現れた謎の侵略者によって人類が滅びのふちに立たされている時代、主人公がヒロインとともに最終兵器を駆り侵略者に戦いを挑むオーソドックスな侵略SFです。ちょっと変わってる点があるとすれば、侵略者と最終兵器が妹ってとこかな!

アサウラ「デスニードラウンド」(オーバーラップ文庫


スーパーダッシュ文庫で「ベン・トー」シリーズを書かれているアサウラ先生の作品です。お腹が減ります。
ワックマインド(≠マクドナルド)やデスニードラウンド(≠ディズニーランド)という実在のものとは関係がない企業が登場するのが特徴です。弁護士さんががんばって法的にヤバい部分がないようにしてくれてるらしいので、安心して読めますね!

比嘉智康神明解ろーどぐらす」(MF文庫J


世の中にはMF文庫Jはハーレムラブコメしかないと思っている人もいるみたいですが、中には純愛してたり殺し合いしてたりホラーしてたりサスペンスしてたりというそうでないものもあるんですよ。あ、でもこれはハーレムラブコメですけど。主人公と3人のヒロインが下校途中に駄弁ったり寄り道したりしてキャッキャウフフするんです。最初の三巻くらい!

中里十「君が僕を」(ガガガ文庫


百合ですよ百合。これはもうすごい傑作小説です。なにがすごいって? わかんないところ!





途中までは選考基準があった気もしますが、最終的に謎になりました。
紫色のクオリア」とか「[映]アムリタ」とか「僕の妹は漢字が読める」とか入れようかと思ったのですが、そこそこ有名っぽいのと、別方向に期待を持たせてしまいそうだったのでやめました。といってもここに挙げてるのはどれもそれなりに面白く読めたもので、つまらなかったものは含んでないです。でも一応察してください!

読んでいたらヤバいラノベまとめエントリを誰かが書いてくれるの待ってます!


ここまで書いて10選ではなく11選だということに気付きました。