2018年9月の読書まとめ

9月は17冊でした。

印象に残った本

宇野朴人「ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミンXIV」（電撃文庫）

終わった。終わってしまった。あれだけ思ってくれる人がいて誰もイクタを翻意させられなかったのかとか思うところはありますが、これで完璧な終わり方なんでしょう。エピローグもよかったです。

鴨野うどん「外れスキル【地図化】を手にした少年は最強パーティーとダンジョンに挑む 2」（オーバーラップ文庫）

1巻でロズリアの勝利が確定的に明らかに見えましたが、ここに来て怒涛のエリン推し。主人公も順調に成長してるしとても楽しみなシリーズです。

三田千恵「彼女のL 〜嘘つきたちの攻防戦〜」（ファミ通文庫）

嘘がわかる少年と嘘をつかない少女と嘘をふりまく少女の青春物。死んだ友人の謎を追ううちに深まる交流。この続きも読みたいと思わせてくれる読後感が良かったです。

宇野朴人「七つの魔剣が支配する」（電撃文庫）

万魔殿じみた学校で剣と魔法のファンタジー。少年の心をくすぐる魔剣の設定に少年少女の友情を描いてからの終盤でででんと明かされるこの物語の目的。最高過ぎでしょ。

読書メーター

2018年8月の読書まとめ

8月は17冊でした。

印象に残った本

彩峰舞人「死神に育てられた少女は漆黒の剣を胸に抱くI」（オーバーラップ文庫）

無邪気な少女が戦場に死を振りまいて、負けてた戦いをひっくり返す爽快感。彼女の周囲の人物もいいキャラしててこれからが楽しみです。

あずまの章「ジャマしないでよ、大神くん！ 再生数100万回めざして、実況中!?」（角川ビーンズ文庫）

高校デビューした主人公が金に目がくらんで料理動画を投稿しても再生数を稼げず、ならばと投稿したジャンルが曰く付き。うざいイケメンをお供にしつつ、コメディとシリアスがバランスよくまとまってました。猫かぶってる主人公の小悪魔プレイが好きです。宇野君がんばれ。あー美少女になってクラスの男子を翻弄したい欲が刺激されて困りますー。

読書メーター

2018年7月の読書まとめ

7月は22冊でした。

印象に残った本

屋久ユウキ「弱キャラ友崎くん Lv.6」（ガガガ文庫）

水沢師匠マジ水沢師匠。あの場面で友崎を叱るのがどのヒロインでもなく水沢っていうのがすごくよかったです。

宮入裕昂「スカートのなかのひみつ。」（電撃文庫）

年に一冊くらいは女装ラノベの傑作が出ますが、これもその一つ。主人公はヒーローではなく、ヒロインでもありません。二つの視点で別々に進む物語を八坂幸喜真という男が繋げる青春小説でした。

読書メーター

好きラノ 2018年上期 への投票

https://lightnovel.jp/best/2018_01-06/への投票用エントリです。

「はぐるまどらいぶ。(1)」 かばやきだれ 【18上期ラノベ投票/9784865543179】

魔法が使えなかった少女が授かった歯車を操るスキルと始める冒険譚。愛されて真っ直ぐに育った主人公が波乱を予感させる運命に巻き込まれながら成長していくジュブナイル感に溢れてて素晴らしかったです。

「我が驍勇にふるえよ天地(7)」 あわむら赤光 【18上期ラノベ投票/9784797396867】

アドモフ編終了にしてシリーズ最高の盛り上がり。ウィラン君がダノール君好きすぎるのが文章の端々から伝わってきて最高でした。

「外れスキル【地図化】を手にした少年は最強パーティーとダンジョンに挑む(1)」 鴨野うどん 【18上期ラノベ投票/9784865543476】

レアだけど役に立たないスキルしか授からなかったことでなく、向上心のなさで幼馴染から見限られた主人公が再起する物語。スキルの使い道が見つかったとはいえ、本人は役立たずなままなので鍛え始めるところからという展開もよいです。あと悪女ヒロイン好きなんですよふふふ。

「スカートのなかのひみつ。」 宮入裕昂 【18上期ラノベ投票/9784048938280】

年に一冊くらいは女装ラノベの傑作が出ますが、これもその一つ。主人公はヒーローではなく、ヒロインでもない。二つの視点で別々に進む物語を八坂幸喜真という男が繋げる青春小説でした。

「魔人の少女を救うもの」 西乃リョウ 【18上期ラノベ投票/9784797394221】

英雄の旅についていけなくなった凡人が世界の敵たる少女に出会い、その最後の望みを叶えようとする物語。凡人のなかであがく主人公が好きでした。

「叛逆せよ! 英雄、転じて邪神騎士(2)」 杉原智則 【18上期ラノベ投票/9784048938310】

ああああその伏線ここでぶっ込んでくるのね全然気付かんかった！　というラストの盛り上がりがとても良かったです。

「ひげを剃る。そして女子高生を拾う。」 しめさば 【18上期ラノベ投票/9784041064757】

あーこれはだめですだめですー可愛い女の子を保護したい欲と可愛い女の子にお世話されたい欲が刺激されて困りますー。

「ファイフステル・サーガ」 師走トオル 【18上期ラノベ投票/9784040726991】

予知夢でトライアンドデスする、師走トオルの久々のファンタジー戦記。侍女のイエッタさんがお気に入りなので今後の活躍に期待です。

「魔王を倒した俺に待っていたのは、世話好きなヨメとのイチャイチャ錬金生活だった。」 かじいたかし 【18上期ラノベ投票/9784798617077】

かじいたかしには妹漢みたいなぶっとんだ話を書いてほしいと思っていたのですが、これはこれで、あ＾〜いいっすね〜という気持ちになれたのでとてもよかったです。

「異世界に転生したら美少女で女城主だった。」 水城みなも 【18上期ラノベ投票/9784047350090】

異世界の女城主にTS転生してファンタジー戦記。排泄物を桶に出して窓から捨てるリアル中世志向。美貌を武器に、出来ることをやって国が亡くなるのを回避しようとするのが面白かったです。

2018年6月の読書まとめ

6月は22冊でした。

印象に残った本

ぶんころり「西野 〜学内カースト最下位にして異能世界最強の少年〜 2」（MF文庫J）

2巻に来て本領発揮。主人公が空回りするなか話が表裏含めてどう転がっていくのか気になります。

鴨野うどん「外れスキル【地図化（マッピング）】を手にした少年は最強パーティーとダンジョンに挑む」（オーバーラップ文庫）

レアだけど役に立たないスキルしか授からなかったことでなく、向上心のなさで幼馴染から見限られた主人公が再起する物語。スキルの使い道が見つかったとはいえ、本人は役立たずなままなので鍛え始めるところからという展開もよいです。あと悪女ヒロイン好きなんですよふふふ。

かじいたかし「魔王を倒した俺に待っていたのは、世話好きなヨメとのイチャイチャ錬金生活だった。」（HJ文庫）

嫁ではないヨメといちゃつく同居生活。かじいたかしには妹漢みたいなぶっとんだ話を書いてほしいと思っていたのですが、これはこれで、あ＾〜いいっすね〜という気持ちになれたのでとてもよかったです。

鳥羽徹「天才王子の赤字国家再生術〜そうだ、売国しよう〜」（GA文庫）

本人は隣国の属国にしたいのに天地人に恵まれてしまったために成り上がってしまう小国の王子。本人の思惑とは裏腹に事態がいいほうに転がっていくのがよく出来てました。

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2018年5月の読書まとめ

5月は19冊でした。

印象に残った本

師走トオル「ファイフステル・サーガ 再臨の魔王と聖女の傭兵団」（ファンタジア文庫）

予知夢でトライアンドデスする、師走トオルの久々のファンタジー戦記。侍女のイエッタさんがお気に入りなので今後の活躍に期待です。

杉原智則「叛逆せよ！ 英雄、転じて邪神騎士2」（電撃文庫）

ああああその伏線ここでぶっ込んでくるのね全然気付かんかった！　というラストの盛り上がりがとても良かったです。でもこれ終わり方からするとちゃんと続くんだよね？（某アルデバランから目を逸らしながら）

ぶんころり「西野 〜学内カースト最下位にして異能世界最強の少年〜」（MF文庫J）

田中の人の新作。田中が人間関係に恵まれ主人公の行動が良い方に転がっていくのに比べて、西野は人間関係に恵まれず主人公も空回っているのでつらみ感あります。でも続き読みたいです。

あわむら赤光「我が驍勇にふるえよ天地7 〜アレクシス帝国興隆記〜」（GA文庫）

アドモフ編終了にしてシリーズ最高の盛り上がり。ウィラン君がダノール君好きすぎるのが文章の端々から伝わってきて最高でした。

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2018年4月の読書まとめ

4月は11冊でした。

印象に残った本

広ノ祥人「あまのじゃくな氷室さん2 好感度100% から始める毒舌女子の落としかた」（MF文庫J）

安定した面白さ。ある意味主人公よりも困難な道を進もうとしてる柴くんを応援したいのですが、相手のことも考えるとなかなか難しい問題ですねぇ。

小山恭平「我が姫にささぐダーティープレイ」（講談社ラノベ文庫）

完璧な主人公があらゆる手管を駆使してクズいお嬢様の前に立ち塞がる女を籠絡するお話。全く善人ではないのだけど、それでもぐいぐい読ませてくるので面白かったです。

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